“若者の魚離れ”が止まらない?

JF全漁連が海産物専門の通販サイトを立ち上げた一方で、世の中では“若者の魚離れ”を問題視する風潮も。実際にSNSなどを見てみると、「正直なところハンバーグと焼き魚があったら、ハンバーグを食べちゃう」「たまに食べるお寿司とかは大好きだけど、日常的に魚を食べてるかと言われたら微妙なところ」といった声が上がっていました。

 

ネットリサーチなどをおこなっている「マイボイスコム株式会社」は、以前「『魚介類・魚料理』に関するインターネット調査」を実施。「魚介類の料理を食べる頻度」について尋ねたところ、60・70代の回答者は約7割強が「週2~3回以上」と回答しています。しかし10・20代で「週2~3回以上」と答えた人は、全体の約4割強。やはり若者世代よりも、高齢者の方が魚料理を高頻度で食べているようです。

 

その他不漁による価格高騰も、魚料理の不人気に拍車をかけている様子。「ギョギョいち」のような取り組みは、“若者の魚離れ”にストップをかけることができるのでしょうか。

 

文/内田裕子

参照/マイボイスコム株式会社「『魚介類・魚料理』に関するインターネット調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000798.000007815.html