コンブやスルメイカも食卓から消える可能性が…

サンマの不漁を巡る一連の問題に、ネット上では「どんどん値上がりしているし、将来的にサンマは高級魚になりそう」との懸念も。庶民的な食材として親しまれてきたサンマですが、「最近は中々手が届かないものになってる」「この前1匹600円くらいになってるサンマを見て驚いた」といった声も上がっていました。

 

またサンマ以外にも“不漁”が問題視されている海産物は様々。例えば昨年放送された『News ミント!』(MBS)では、コンブの不作が報じられています。番組によるとコンブは年々生産量が減少しており、「今世紀中に日本の海域から消滅する」と懸念されるほど。

 

取材で訪れた大阪府のおでん店「あじ菜」では、店主の新井朝二さんが「最近、すごくコンブがない。値段もだんだん高くなっています」と語っていました。

 

スルメイカも漁獲量の減少が懸念されており、こちらもサンマと同じく“記録的な不漁”が問題視されている海産物。いずれも日本料理には欠かせない食材ばかりで、「はやくどうにかしないと食文化が危ない!」「もし昆布が無くなったら致命的すぎるでしょ」と危機感を募らせる人も少なくありません。