2018.09.12
2021.03.02
働くママにとって、朝の時間はまさに戦場。身じたくや洗濯干しなどもさることながら、自由気ままに朝食を食べる子どものおかげで、あっという間に時間切れ…で、後片づけができなかった!
帰宅後の夕食準備をスムーズに進めるためには、きれいに片づけて出かけたいところです。ママたちが実践している、ちょっとした工夫を紹介します!
ドイツ流に?!「朝食は並べるだけ」(花実さん/33歳/ルポライター)
「ドイツでは朝食は作るものではなく、食卓に並べるもの」という雑誌の記事を見てから、朝食はごく簡単なものを並べるように。
ズボラな私は、最近ではそれをさらに発展させて「朝食で食器は一切使わない」ことにしました。食器洗い機は持っていますが、食べ残しをすすいだり食器を入れたりするのすら面倒で…。
オシャレなキッチンペーパーの上にパンを載せ、チーズやヨーグルトなど個包装のものを並べます。果物は主にバナナ、野菜はピザトーストの具材で食べることに。
トレーの上に全部並べて出しているので、食べ終わったあとは、空容器も食べ残しも一気にゴミ箱にざーっと捨て捨てちゃいます。トレーやコップは洗いますが、それ以外はテーブルを拭いて終了!
朝食の洗い物がなくなっただけで、家を出るのが格段に早くなりました(笑)。
ワンプレート+かご入り調味料セット(彩菜さん/35歳/美容師)
子どもだけでなく大人も、我が家の朝食は「ワンプレート」。サラダを盛って、パンやご飯、メインなどを、すべて一枚のお皿に載せます。たまにおにぎりと漬物、サバの塩焼きと筑前煮なんかが並んでいますが、「オシャレなカフェプレート(和風)」と自分に言い聞かせています(笑)。
朝食にパンを出すことも多いのですが、ジャムやバターなどのスプレッド類は1つのカゴにまとめています。冷蔵庫からカゴのまま出して、使い終わったらまたかごに入れて冷蔵庫に。
家族それぞれが好きな味を楽しめるので、毎朝トーストでも文句は言われません(同じようにマヨネーズ、ケチャップ、しょうゆ、ドレッシングもまとめています)。
食べている間のテーブルは散乱していますが、食べ終わったら、調味料などはカゴにまとめて冷蔵庫に入れて、人数分の枚数のお皿を洗うだけで片づけ完了。一度準備してしまえば、毎日繰り返すだけなのでラクちんですよ。
電子レンジフル活用でフライパンいらず(弥生さん/38歳/インストラクター)
朝食の後片づけで面倒だったのが、フライパンや鍋を洗うことでした。場所を取るし、盛りつけが終わるまで洗えません。食器洗い機には入らないので必ず手洗いだし…かといって洗話ないまま出かけると、帰って夕食を作るときに面倒なことに。
朝食にはなるべく火を使わず、コーンフレークに果物を入れるなど工夫をしていましたが、やっぱり1品だけでも温かいものが食べたいですよね。フライパンや鍋を使わずににできる「温かい朝食メニュー」を考えていたところ、ママ友に教えてもらったのが電子レンジのフル活用!
スープや卵料理も作れるし、そぼろ丼やチキンライスもできるので、洋食も和食もどんと来い。フライパンやお鍋を使うよりも、時短でおいしくできることもあるくらいです。
ありがたいことに、レンジを使ったレシピはネットや料理本もたくさんあるので、わが家のレパートリーも増えました。いまでは、教えてもらった友達よりも詳しくなったくらいです。
時短は手抜きではありません! 限られた時間のなかで、いかに効率よく愛のある生活を提供できるかのテクニックです。今回紹介したワーママたちの工夫は、どれも明日から試せるものばかり。時間にも心にも、余裕を取り戻しましょう!
ライター:矢島みさえ