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洗剤不要!これからの時代、洗濯物はマグネシウムで洗うって!?

家事

2018.10.02

181002_mizu_01今年の夏は、日本だけでなく世界各地でも“猛暑”を記録。イギリスや南アフリカなどでは干ばつでダムや貯水池が枯渇し、水の使用が制限されました。一体どうすれば限られた資源を有効に使えるのでしょうか。今、日本の技術が世界の水の常識を大きく変えようとしています。

 

日本企業が“水”を変える?


今年の9月に放送された『ガイアの夜明け』(テレビ東京系)では、水を変える最新のテクノロジーについて特集。変わりつつある水との付き合い方を教えてくれました。

 

茨城県古河市の町工場「宮本製作所」は下請けの苦境から脱却するため、マグネシウムを使った洗濯補助用品「洗たくマグちゃん」を開発。洗浄力だけでなく重い洗剤を買う手間も省けると話題を呼び、これまでに100万個を販売する人気商品となりました。そんな「宮本製作所」が今年の夏に挑戦したのは、洗濯排水で“農業革命”を起こすこと。

 

「洗たくマグちゃん」を使った洗濯排水を調べてみると、窒素、リン、カリウムが含まれていると判明しました。その物質は、どれも野菜を育てる上では欠かせない栄養素。「洗たくマグちゃん」があれば肥料や農薬のコストもかからず、“無農薬野菜”という付加価値もつけられます。さらには今まで捨てるだけだった洗濯排水が有効活用できるので、環境にもやさしいですよね。現在は「宮本製作所」の社長・宮本隆さん主導のもと、洗濯排水のみを使って育てられた野菜が販売されはじめています。

 

今年の夏といえば、各地をおそった豪雨も大きな問題に。番組では、ある被災地で行列を作る人々を発見しました。行列の先にあったのは、水道いらずでタンクにある水しか必要としないシャワーボックス。「WOTA」というベンチャー企業が作ったシャワーボックスは、排水を綺麗にして循環させるため少しの水でもシャワーを浴び続けられます。驚きなのは濾過後の水に匂いが一切なく、水道水の基準を上回るほどの水質を誇ること。その秘密は6種類のフィルターと“AI”にありました。水の汚れを感知すると、AIは瞬時に最適なフィルターを選択。最新鋭の技術によって水を濾過していきます。このシャワーボックスを利用した被災地の人たちも大満足だったようで、爽やかな笑顔を見せていました。

 

番組を見ていた視聴者からも、「テクノロジーの進化が被災地で活躍するって、こんなに素晴らしいことはないよね」「排水を再利用したり水をずっと循環させるシャワーだったり、かつて思い描いていた近未来の話みたい」「日本はやっぱりスゴいな! この調子で世界の水インフラを変えていこう!」と大反響。どうやら日本企業にかかる期待は大きいようです。

普段の生活で使う水は予想以上に多い?


現代社会において、“水”のない生活は考えられません。普段の暮らしの中では、一体どれほどの水を使っているのでしょうか。例えば東京都で見てみると1人あたりが洗濯に使う水は約33L、トイレに使う水の量は約46Lといわれています。さらにシャワーを5分間使い続けると、約60Lもの水が必要。

 

「東京都水道局」の各営業所では、「節水コマ」というパーツを無料で配布しています。これは水の流出量を調節して節水できるコマで、洗面、手洗い、台所のように流し洗いをする場所で効果的。一般用蛇口(13mmの単水栓)に取りつけることができ、蛇口の開度によっては最大50%の節水が期待できます。

 

まずはちょっとした心掛けからはじめてみてもいいかもしれませんね。

文/河井奈津

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