家事
2016.02.11
2017.04.20
教えてくれたのは…
洗濯王子こと中村祐一さん
クリーニング師。実践しやすい洗濯術に定評がある。『洗濯王子に教わるおうちで快適クリーニング!』(主婦と生活社)など著書多数。
洗濯には、洗う、干す…などいくつかの工程がありますが、「作業前のひと手間が大事」と中村さん。
「たとえば洗濯機に入れる前に汚れを温めて浮かす…といった手間をかけておくと、あとでゴシゴシ洗うより汚れが早く落ちて、時短になります」乾きにくい衣類は干す前にドライヤーをあてる、アイロンをかける前に手でシワをのばす…など、どの工程でもひと手間が大切。
「あとはしっかりすすぐこと。実はすすぎこそが汚れをしっかり落とすポイントなので、1回にしている人は2回にしてみるといいでしょう」
汚れを浮かせてから洗う 落ちにくい汚れはついゴシゴシ洗いがち。でも洗濯機に入れる前のひと工夫で、ほうっておくだけで汚れが浮き、ムダな労力は使わずに驚くほどきれいに落ちます。食べこぼしには食器洗い用洗剤
落ちにくい食べこぼしは、台所用中性洗剤を直接塗ってから洗濯機で洗う。しょうゆもソースもその日のうちならキレイに落ちる。
衿首汚れは洗剤+ドライヤーの温風で対処
黒ずんだ衿首の皮脂汚れは、液体洗剤を塗り、ドライヤーで10秒温めてから洗濯機へ。つけおき洗いなしでも汚れがよく落ちる。
ビニール袋でつけおき&もみ洗いで泥もすっきり
靴下などのガンコな泥汚れは、ビニール袋に粉末洗剤大さじ1、お湯を少々入れて軽くもんでひと晩おく。そのあと洗濯機に入れる。