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■重曹でいろいろお掃除

重曹はアルカリ性なので湯あかに強いです。 お風呂の洗面器や椅子などが汚れてしまったら浴槽に入っている残り湯に重曹を入れ、洗いたいものをつけて一晩おきます。 一晩経ってから洗うと汚れが緩んでいるので落ちやすくなります。 お風呂やシンクのパイプは手入れをしていないと詰まってしまいますが、重曹をパイプクリーナーとして使うことも可能です。 方法は簡単で1カップ程度の重曹を排水溝に入れて熱湯を流すだけです。すると排水溝の臭いが取れてつまり予防効果も期待できます。 パイプの汚れがひどい場合は過炭酸ナトリウムや炭酸ソーダなどを使いましょう。 洗うことが難しいもののお手入れにも重曹が役立ちます。靴箱やタンスは臭いがつききやすいですが、洗剤では洗えませんよね。 重曹を書道で使う半紙などに包んでタンスや靴の中に入れておくと臭いが取れます。 重曹には優れた消臭効果があるためです。 洗いにくいものといえばカーペットですが、臭いが気になったときに適量の重曹を振りかけて2時間ほど置いておけば重曹が臭いを吸収します。 あとは掃除機できれいに吸い取れば、洗濯をしなくてもカーペットの臭いが取れますよ。 重曹は相性があることを覚えておけば、お掃除や脱臭に広く使えるアイテムです。薬局やホームセンターで手に入りますので、みなさんも重曹を使ったお掃除を試してみてはいかがでしょうか?