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<4.調理手順を効率化する法則はコレ!>

最後は、調理手順を効率化するための法則をご紹介します。


例えばある日の夕食メニューがこんな感じだったとします。


メインおかず(ハンバーグ)


サブおかず1(マカロニサラダ)


サブおかず2(にんじんのグラッセ)


汁物(コーンスープ)


これを以下の法則を参考に手順を考えてみなしょう。


<効率化の法則>


・下ごしらえはまとめてする。


・時間のかかるものを先に作る。


・冷たいものを先に作り、温かいものは後にする。


・調味料は先に混ぜておく。 考え方はこうです。


・最も時間がかかるハンバーグから着手するが、ハンバーグは温かい料理なので、焼くのは後で。


・下ごしらえはにんじん、マカロニサラダのキュウリを切る、ハンバーグの玉ねぎをみじん切りし炒める、マカロニを茹でる、なので、これをまとめてする。


・ハンバーグのソース(ケチャップ+ウスターソース)はあらかじめ合わせておく。


・マカロニサラダは短時間でできるが、冷たい方がいいので優先順位は先。


・コーンスープは短時間ででき、温かい料理なので優先順位は後。


・にんじんのグラッセは温かい料理なので優先順位は後。


これを踏まえて、調理の順番を決めます。


1.料理の下ごしらえをする。


・野菜は、キュウリ→にんじん→玉ねぎの順にカットする。


・鍋に湯を沸かし、マカロニを茹でる。


・マカロニを茹でつつ耐熱容器にみじん切りした玉ねぎを入れ、レンチンして火を通す。


2.マカロニサラダを作る。


3.ハンバーグの種を作る。


4.ハンバーグを焼き始めながら、コーンスープを作り始める。


5.4.をしながら、にんじんのグラッセを作る。


6.焼きあがったハンバーグを皿にとり、残った肉汁にソースを入れてひと煮立ちさせる。


7.ソースをかけて完成。


にんじんのグラッセは電子レンジを使えば2分程度でできます。


効率化の法則、ぜひ参考にしてみてください。