◎メインおかずの次は形が決まっているおかず メインのおかずは、サイズが大きかったり、量が多かったりするので最初に詰めてスペースを確保します。次に、副菜を詰めていきます。ここで詰めるのは、形が決まっているおかずです。卵焼きやかまぼこ、ソーセージなどは後から入れようとしても、うまく入らなかったり、キレイに作った形が崩れてしまったりすることがあるので早い段階で詰めましょう。 卵焼きの場合、メインのおかずと同じように、ご飯の斜面に沿って立てかけると見栄えが良くなります。卵焼きが沈んでしまう場合は、1切れの卵焼きを“上げ底”として使って、その上に1~2切れを乗せれば高さが出ます。 このように形が決まっているおかずを配置したら、次は、自由に形を変えられるおかずを詰めていきます。例えば、野菜の和え物やサラダ、ナムル、炒め物などです。これらのおかずは、まずカップを使うことを考えますが、葉物野菜をカップのような形に整えれば、カップとして十分に使えますし、おかずと一緒に野菜もおいしく食べられます。 ◎最後は、色どりきれいな小さなおかず 仕上げに、空いた隙間に彩りがきれいな食材を補いましょう。見た目がおいしそうなお弁当にするには、「赤」「緑」「黄」のおかずをそろえることがポイントです。最後に詰めるおかずとして、この3色の食材を用意しておくと、キレイにまとまります。 赤の食材だと、ミニトマトやにんじん、魚肉ソーセージ、緑の食材は、枝豆やブロッコリー、アスパラ、スナップエンドウ、黄色の食材では、チーズやコーン、たくあんなどです。冷凍食品で準備できるものがあれば、忙しい朝に役立ちます。

 

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