2018.06.29
2019.07.06
“おうちにある食材だけで、10数品作る作りおきの達人がいる”
そう聞いて、私たちが出会ったのは、
「伝説の家政婦」と呼ばれる4人の家政婦さんたちでした。
行く先々のキッチンで、食材を見渡すこと数十秒。
たった数時間のうちに保存容器に詰められていく作りおきの数々…
その手際の良さもさることながら、
日々のご飯作りに役立つアイデアや豆知識がいっぱい!
その技を『予約がとれない伝説の家政婦が教える 魔法の作りおき』
という1冊のレシピ本にまとめ、ご紹介してきました。
あれから1年。
「伝説の家政婦」の皆さんは、続々とレシピ本を出版。
それぞれ、メディアで活躍なさっています。
今回ご紹介するのは、その伝説の家政婦の中で、介護施設で栄養士をなさっていた、
Kotoさんの初の著書『Kotoさんのかしこい作りおき』です。
「晩ご飯の準備は手軽に済ませたいけど、
作りおきって時間もかかるし、なんだか大変そうなんだよね」
と思っているあなたでも、
驚くほど簡単に作れる調理のアイデアが詰まっています。
今回はその著書の中から、毎晩の献立に役立つ
お肉、お魚それぞれの作りおきを教えていただきました。
recipe1
\オーブンで焼きっぱなし!/
型抜きハンバーグ
1つずつ成形する手間を省くため、オーブンで豪快に焼き上げたハンバーグ。型抜きのサイズを変えれば、小さいお子さんの晩ご飯や、お弁当のおかずにもぴったりです。
材料(4人分)
[A] 合びき肉……900g
卵……3個
ナツメグ・塩・こしょう……各適量
玉ねぎ……1と1/2個分
パン粉……75g
牛乳……1/4カップ
バター……15g
[B] トマトケチャップ・中濃ソース……各大さじ4
赤ワイン……大さじ1
・Aの合挽き肉の分量は35cm×25cmの天板用です。
・つけあわせはお好みで、赤ワインがなければ料理酒でも。
作り方
1.ボウルにパン粉を入れ、牛乳を加えて浸しておく。玉ねぎはみじん切りにする。フライパンにバターを弱めの中火で熱し、玉ねぎを透き通るまでよく炒めてから冷ましておく。
2.大きなボウルに①とAを入れてよくこねる。
3.35cm✖︎25cmの天板にクッキングシートを敷き、②を入れて平らにならす。200℃に予熱したオーブンで約20分、竹串を刺して透明な肉汁が出るまで焼く。
4.小鍋にBを入れ、弱火にかけて混ぜ合わせる。
5.コップなどの型で③を1個ずつ抜きとる。器に盛り、好みでミニトマトとベビーリーフなどを添える。④をハンバーグにかける。
※あまったハンバーグの切れ端は次のレシピでも使えます。
冷蔵保存2〜3日 冷凍保存2週間
POINT
▲コップや100円均一のマフィン型などを使って、好きな大きさに型抜きして。