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秋の休日にアロマのような「いちじくとベーコンのオータムトースト」

家事

2021.10.02

「ごはんと旅は人をつなぐ。」をテーマに、おいしいごはんや素敵な旅を通じて、人と人を繋ぐ。そんな活動をしている料理家・ダーダこと山田英季さんによる、連載エッセイ。

 

山田さんが「とにかく、今これが食べたい気分」な美味しいレシピを、作っているときの熱量も一緒にお届けします。

#13 秋の休日にアロマのような「いちじくとベーコンのオータムトースト」

今年も秋がやってきましたね。

 

そして、ご報告と感謝を伝えたい。ありがたいことに、実は連載が2年目に突入です(パチパチパチ)。読んでくれているみなさまも、編集スタッフの方々も、本当にありがとうございます。

 

これからも、月に一度、細々と更新できればと思っています。

 

さて、僕の中の秋のイメージは、パワフルに動いた夏をリセットしていく季節のように思います。都会では、なかなか感じづらいですが、自然の色合いも少し落ち着いた、穏やかな色へと変化していきますしね。

 

そんな秋の休日は、外へ出かける予定を作らずに、部屋の模様替えをしたり、家でできる趣味に没頭したりします。

 

すこしゆっくり起きてキッチンへ向かいます。いつもは、コーヒーですが、なんとなく秋には紅茶が似合うので、アールグレイやミルクティーを作ります。

 

さて、遅めの朝食の準備です。

 

まずは、ベーコンといちじくを切ります。ルッコラは、食べやすい大きさにちぎります。

 

続いてフライパンにオリーブオイルを熱し、松の実とベーコンを入れて、弱火でじっくり炒めます。

 

松の実の甘い香りが、秋っぽいんですよね。この香りがとても好きです。

 

炒め終わったら、火からおろして、バルサミコ、塩、黒こしょう、オリーブオイルを入れてスプーンなどでよく混ぜ、ソースを作ります。

 

おいしそうだからといって、フライパンに顔を近づけると、バルサミコの酸味にむせるので気をつけてくださいね。

 

食パンをトーストして、バターを少し塗ります。そこへ、ルッコラといちじくをのせます。続いて、ソースをかけます。

 

大きな口を開けて、かぶりつくと、みずみずしいいちじくの甘味とベーコンの塩気、シャキシャキと音を立てながら香るルッコラ、甘酸っぱいバルサミコ、スパイシーな黒こしょうに、松の実の香ばしい香り。

 

口の中は、まるで北欧の森の中のよう。ひと皿でできる贅沢な食事です。

 

10月の台所三箇条

    • 秋の休日は、ゆっくりおきて、紅茶を淹れる
  • アロマのような好きな香りの食材を選ぶ
  • 品数ではなく、ひと皿の贅沢を楽しもう

 

それでは、秋の休日にアロマのような「いちじくとベーコンのオータムトースト」をお召し上がりください。

「いちじくとベーコンのオータムトースト」

本日の材料 ふたり分 (調理時間:15分)

・食パン…………………2枚(5枚切り)
・ベーコン………………40g
・いちじく………………2個
・ルッコラ………………1束
・松の実…………………10g
・オリーブオイル………大さじ1(2回に分けて使う)
・バター…………………適量
<A>
・バルサミコ……………小さじ2
・塩………………………ひとつまみ
・黒こしょう……………少々

作り方

①ベーコンを1㎝幅に切る。ルッコラは、食べやすい大きさにちぎる。いちじくは、5㎜幅の輪切りにする。
②フライパンにオリーブオイル小さじ2を熱し、ベーコンと松の実を入れ、弱火で松の実がきつね色になるまで炒める。
③❷を火からおろして、<A>と残りのオリーブオイル(小さじ1)を入れて全体を混ぜる。
④食パンをトーストしてバターを塗り、ルッコラといちじくを盛り付け、❸のソースをかける。


料理製作・文・写真/山田英季 構成/松崎愛香

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