具材を混ぜたら「すぐ焼く」のがコツ

キャベツの下準備を終えたら、今度は具材を混ぜ合わせて“タネ”を作っていきましょう。ここで熊谷さんが「一番大事」と念を押したキャベ技は、「混ぜたらすぐ焼くこと」でした。

 

家族が多いと大きなボウルで何枚分もタネを混ぜがちですが、ストックを作るのはNG行為です。最初の1~2枚を焼いている間にタネのキャベツから水が出てきてしまうため、べチャべチャに仕上がる可能性が…。

 

タネを作る時は小さいカップを使って、すぐに焼ける分だけ用意した方が美味しく焼けますよ。

 

さっそくタネを焼き始めると、熊谷さんは再びキャベ技を解説。ヘラで生地をグッと押しつぶして、“割れ目”を作っていました。やはり焼く際にもキーポイントとなるのは“水分を逃がすこと”。

 

割れ目からキャベツの水分を逃がせば、ベチャベチャ感がなくなるそうです。フタをして5分ほど蒸し焼きにしたら、裏返してさらに3分ほど焼けばできあがり。

 

完成したお好み焼きを食べた熊谷さんは、「“ふわっと”なんだけど“じゅわっと”した感じもあって、キャベツのほぐれ感が最高です」と絶賛していました。キャベ技を駆使することで、普段食べるお好み焼きがより一層美味しくなるかもしれません。