2019.05.22
結婚した後でも、家庭以外に恋愛関係を求めてしまう人は、決して少なくないと言われています。いわゆる不倫関係と言われるものですが、「どうしようもなくのめり込んでしまう」という方もいるでしょう。
先のことを考えると、決して明るいとは言えない不倫。泥沼の末に、悲しい結末を迎えるケースも多いものです。
このような不倫トラブルを避けるためには、まず「不倫」について知ることが重要です!不倫に走りやすい人のタイプや、不倫関係が始まりやすいシチュエーションについて紹介します。
■不倫に走りやすい人には「共通点」があった!?
世の中には、「不倫に走りやすい人」が存在しています。普通の恋愛と比較すると、障害も多い不倫の恋。既婚者にとっては失うものも多く、それに引き換え、得られるものがあまりにも少ない恋でもあります。
冷静に考えれば「割に合わない」恋愛関係とも言えるのですが……現実にはわざわざ不倫の泥沼にはまり込んでしまう人もいて、以下の共通点を持っています。
・日々の生活に寂しさを感じていて、「認められたい」気持ちが強い
・安定した生活に飽きやすく、常にスリリングな刺激を求めてしまう
・周囲に対して優しく、つい同情してしまう人
これらの特徴に当てはまる人は、不倫に走るきっかけをつかみやすいと言われています。自分自身、もしくはパートナーにこうした傾向がある!と感じる場合には、少し注意した方が良いのかもしれませんね。
■不倫の恋がスタートしやすいシチュエーション3つ
では具体的に、どのような注意をするべきなのでしょうか。「不倫に走りやすいシチュエーション」を知り、そこから距離を置くのがオススメです。
実際に、不倫の恋がスタートしてしまいやすい状況を3つ紹介していきます。
★SNSで昔の友だちや恋人と遭遇
SNSを通じて、人と人とが手軽につながりやすい時代が到来しています。便利なことも多い一方で、「昔の人間関係が、突然復活する」というリスクもあります。
「昔いいなと思っていた人」や「昔の恋人」と新たなつながりが生まれ、コミュニケーションがスタートすると、そこから一気に関係性が発展してしまう可能性があります。昔の思い出は美化されやすいですし、自分のことをよく知ってくれている人という安心感もあるのでしょう。
SNSで異性の友だちや昔の恋人とつながるときには、こうしたリスクがあるということも頭に入れておいてください。
★職場の上司と部下の関係から……
不倫問題は、職場からスタートするケースも多いものです。中でも、多くの時間を共に過ごし、さまざまな仕事を一緒にこなす上司と部下は、不倫リスクが高いと言われています。
一緒に過ごす時間が長くなれば、異性としての魅力を意識する可能性も高くなります。実際に不倫がスタートする「きっかけ」にも、遭遇しやすくなってしまうのかもしれませんね。
とはいえ職場不倫は、通常の不倫以上に失うものが大きくなりがちです。「仕事は仕事」と割り切ることが大切です。
★習い事関係での出会いが不倫に
充実した毎日を送るため、積極的に習い事を始める方も少なくありません。習い事の場においては、これまでにない人間関係がスタートするケースも多いもの。それが、不倫の恋がスタートするきっかけになることもあります。
習い事関係で出会う人は、自然と自分と趣味が合う人が多いもの。だからこそ、会話のきっかけで悩むことはありません。趣味の世界について、さまざまなコミュニケーションをとり、ときには共同作業を楽しむことで、関係が深まりやすくなっています。
趣味の世界を広げたり、深めたりすることは非常に良いことです。だからこそ、それが「泥沼への一歩」になってしまわないよう、十分に注意しましょう。
■不倫の恋に走る人と走らない人の違いとは?
ここまで、不倫の恋がスタートしやすいシチュエーションを紹介してきました。とはいえ、どこにでもあると言えそうなシチュエーションも少なくありません。だからといって、全ての人が不倫に走る!というわけでもないでしょう。
同じシチュエーションになっても、不倫に走りやすい人もいれば、そうした関係に陥らない人もいます。
不倫の恋に走りにくい人は、今の生活に満足していて、不倫によって失う物の大きさを知っていると言えるでしょう。だからこそ、危険なシチュエーションがあったとしても、自分自身を制することができるのです。
パートナーが上のようなシチュエーションにあり、「もしも不倫されてしまったら……」なんて思うときには、普段の生活の満足度を高める工夫をするのがオススメです。
危険な状況にあっても、パートナーの自制心を高めてくれるのではないでしょうか。
■まとめ
不倫は、夫婦関係における非常に重要な問題で、自分の不倫もパートナーの不倫も、できれば避けたいところだと言えるでしょう。まずは、「不倫に走りやすい人」の特徴を頭に入れた上で、「不倫に走りやすいシチュエーション」を遠ざけるところからスタートしましょう。
とはいえ、「異性の上司・部下を避ける」「不倫予防のため、趣味を諦める」なんて方法は、非現実的です。フラストレーションが溜まれば、かえって悪い結果につながることも考えられます。
どのようなシチュエーションにあったとしても、今の生活に満足している人や、不倫で失うものの大きさを知っている人は、簡単に流されることはありません。不倫予防のため、まずはこちらから意識してみると、家庭もうまく回っていくのかもしれませんね。