2018.11.13
ふわふわな食感と、ミルクや卵のほのかな味わいが楽しめる大人気スイーツ“フレンチトースト”。現在は食パンだけでなく、バケットタイプのフレンチトーストなども登場して一味違ったテイストが楽しめます。しかしフレンチトーストは、さらなる進化を遂げることに。そこで今回はネット上で話題になっている、牛乳の代わりに“ある飲み物”を使った新しいフレンチトーストをご紹介しましょう。作るか作らないかは、あなた次第です。
牛乳代わりの魔剤
事の発端は、大学でエナジードリンクの研究を行う“早稲田エナジードリンク研究会”が紹介したレシピから始まりました。既にお気づきの方もいると思いますが、エナドリ研が開発したのはエナジードリンクを使った「エナジー・フレンチトースト」のレシピ。作り方は通常のフレンチトーストを作る手順と全く変わりません。ただ牛乳の代わりに「魔剤(エナジードリンク)」を使用するだけ。炭酸の力で卵がフワフワに仕上がり、真実かどうかは定かではありませんが食後に眠くならないそうです。
レシピと一緒に乗っていた画像には、毒々しいビビットピンクの色をしたフレンチトーストの姿が。ネット上では「見た目に反して意外と美味しそうかも!」「いちごシロップがたっぷりかかったフレンチトーストに見えなくもないwww」「においだけでも目が覚めそう…」「普通にお店で出されても、エナジードリンク使ってると言われなければ気づかない気がする」「味については一切触れないんですね」と、賛否両論の声が続出していました。
アメリカンなチェリーテイスト
見た目は意外にも高評価ではありましたが、肝心なのはやはり“味”。「一口食べたらシュワシュワするのか…?」「恐ろしく甘いのかビックリするくらい苦いのか予想がつかない」「美味しそうなんだけど食べるのに凄く勇気がいるね」と心配する声が上がっています。
ところが人々の心配をよそに、エナドリ研の人は「美味しかったです!」とコメント。今回のフレンチトーストには、サクランボの味がする“パンチモンスター”というエナジードリンクが使用されています。「サクランボフレーバーがフレンチトーストに合うかも!」との思いで作られたエナジー・フレンチトースト。予想通りにサクランボの味が楽しめて、とっても美味しいそうです。
実際に作ってみた人からは、「味は案外美味しいですね!」「最初は食べるまでに時間がかかったけど、ひとくち味わうと自分好みで癖になりそう」と好評の声が。またエナドリ研は「牛乳はないけどフレンチトーストが食べたいという時にはコレ」と、自信を持っておすすめしていました。
日本発のエナジードリンク
今や日本中で愛されているエナジードリンクは、「レッドブル」や「Monster Energy」といった海外ブランドが多く市場に出回っています。しかし日本の企業も負けてはいません。ここからは日本の会社が販売している、“オリジナルエナジードリンク”を紹介していきましょう。
「リポビタンD」でお馴染みの大正製薬株式会社は、「RAIZINシリーズ」というエナジードリンクを販売。現在は「RAIZIN MILD」「RAIZIN ZERO」「RAIZIN DRY」と3種類の味わいが楽しめます。他にも大手飲料メーカー・サンガリアから登場した「ミラクルエナジーV」は、ほどよい酸味と甘味のバランスが絶妙で大人気に。また1981年から日本コカ・コーラ株式会社で販売されている「リアルゴールド」は、親しみやすいエナジードリンクとして長年愛されています。
日本のエナジードリンクにもファンが多く、「飲みやすくて大好き!」「微炭酸派の私にはちょうどいいね」「ジュース感覚で飲めるのがポイント高い!」といった反響が続出していました。
エナジー・フレンチトーストを作る機会があれば、使うエナジードリンクにこだわってみてはいかがでしょうか?
文/内田裕子