2019.09.19
スーパーなどでも手軽に購入でき、子どもたちにとっても食べやすいのが練り物の魅力です。かまぼこ、ちくわ、はんぺんなど…味も食感もさまざまですよね。
練り物は好きだけど、いつもメニューが決まってしまう!そんな方に、今回は練り物をより幅広く楽しむための、アレンジレシピを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
■メイン料理にもなる!ちくわの蒲焼き
練り物といえば、副菜のイメージも強いかもしれませんが、しっかり味つけをすることで、メイン食材としても使えます。「冷蔵室にちくわしかない!」なんてときでも大丈夫です。食べやすく、ご飯のお供としてもピッタリなのがちくわの蒲焼きです。
作り方は簡単。フライパンで食べやすく切ったちくわと長ねぎをこんがりと焼きます。砂糖・しょうゆ・酒を同量の割合で加えたら、全体に照りが出るまで炒めれば完成です。
肉の照り焼きよりも噛み切りやすく、小さい子どもでも食べやすい1品。火を通すのも短時間でいいので、忙しい時にも役立つ便利な時短レシピです。
■小腹が空いたときに最適!ねぎ味噌はんぺん
練り物の中でも、淡白な味わいとふわふわした食感が印象的なはんぺん。特に子どもたちには、人気度が高い練り物ですよね。バターじょうゆをつけて表面をサッと焼くのもいいですが、味噌とも相性は抜群です。
ボウルに味噌とマヨネーズ、みじん切りにした長ねぎを入れてよく混ぜます。耐熱容器に食べやすく切ったはんぺんを入れ、上から先ほどのねぎ味噌マヨをかけてオーブントースターで焼くだけ。
表面の味噌が香ばしく焼けたこの1品は、おつまみとしてもお酒がついついすすみそう。コンロを使わず洗いものも少なく済むので、夜中に小腹が空いたときにもいいですね。
■お弁当おかずにも!はんぺんのピカタ
癖のない味わいのはんぺんは、調理の汎用性が高く、和食だけでなく洋食との相性もいいんです。
たとえば、お弁当のおかずにもぴったりなピカタ。
ボウルに卵を割り入れ、粉チーズとこしょうを加えて混ぜ合わせます。食べやすく切ったはんぺんに小麦粉をまぶし、先ほどの卵液にくぐらせてからフライパンでこんがり焼くだけ。
基本の作り方さえ覚えておけば、あとははんぺんの間にハムを挟んだり、卵液に青のりを加えたりとアレンジは自在。飽きのこないメニューです。
■かまぼこで作る!おつまみサンド
お酒のあてに、わさびじょうゆ添えた板わさを召し上がる方もいるかと思いますが、この練り物も手軽な時短料理に使える食材です。
サラダ感覚で食べたい時は、1cm幅に切った板わさの中央に深めに切り込みを入れ、薄切りにしたアボカドを挟んでみても。
かまぼことアボカドは味も食感も以外に相性がいいもの。大人は塩とオリーブオイルで、子供はマヨしょうゆで、と漬けダレを変えることで、家族みんなが楽しめます。
■お弁当メニューにも最適なかまぼこサンドフライ
かまぼこは揚げ物にすることで、ボリューム満点なメニューにもなります。
1.5cm厚さに切った板かまぼこの中央に切り込みを入れ、チーズや大葉を挟みます。全体に小麦粉・卵・パン粉をつけてキツネ色になるまで揚げるだけ。
表面がこんがりと焼け、チーズがとろければいいので、フライパンで揚げ焼きするだけでも十分美味しくいただけます。明太チーズなど、挟む具材を変えれば、色々な味が楽しめますよ。
■まとめ
毎日の食卓に手軽に取り入れられるのが、練り物の魅力です。とはいえ、「いつもそのまま食べるだけ」だと飽きてしまいますよね。
ちょっとした工夫をするだけで、大人も子どもも大満足の一品になります。「冷蔵室の中に練り物しかない!」と思ったときでも、慌てずに美味しく調理してみてください。
文/佐藤千尋