■相手を根本から否定するのはNG

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では夫の片付けできない原因が「心の病」であるかもしれないという事実を頭に入れた上で、妻はどのように働きかけていくべきなのでしょうか。 やってはいけないこと一つ目は、「片付けできない相手を、根本から否定する行為」です。こんな言葉をつい投げかけてしまう方は、要注意です。 ・こんなこともできないなんて、本当に駄目ね!


・片付けもできないなんて、子ども以下だわ


・片付けぐらい、きちんとできて当然でしょう? これらの言葉は「できるのが当然」という立場で相手を下に見て、その能力の全てを否定することにもつながりかねません。相手の自信を、奪うことにもつながってしまうでしょう。 もし夫の片付けられない原因が、上記の症状にあるとしたら、夫は決して「努力していない」わけではないのです。これを忘れないようにして、相手を心から否定するような言動は慎むようにしてください。

 

■「片付けなきゃ!」と強迫観念を与えるのはNG

片付けられない夫に対して、「片付けなさい!」と、強く迫り続けることもオススメできません。「なんでもいいからとにかく片付けて!」と言われても、夫側は理解できていない可能性も大。 心の病や発達障害が原因の場合、「片付けると言われても、具体的にどうすれば良いのかわからない」というケースも考えられます。 そこに「片付けなさい!」とだけ命令されても、夫はただ戸惑ってしまうだけ。問題を何も解決できないどころか、夫婦の間の信頼関係を失ってしまうことにもなりかねません。また100%完璧な片付けを求められている!と思うと、精神的にさらに追い詰められてしまう可能性もあります。