2019.02.24
人それぞれ勉強やお仕事に関する得意分野があるのと同じように、ママたちにも得意な家事・不得意な家事がありますよね。お掃除が好きなママもいればお料理が一番好きなママもいますし、お洗濯が一番楽にできる、と感じているママだっています。
お掃除を苦手に思っていると、自然と部屋の様子にもその気持ちがあらわれてしまうものです。さらにお子さんのお世話やお仕事で忙しくしていると、どうしてもお部屋の状態は荒れがちに。なんとなく雑然としてしまうお部屋の様子を見て、「自分のせいで部屋が汚くなってしまうんだ」と自らを責めてしまうママも少なくありません。
得意分野・不得意分野は人それぞれに異なりますが、家族みんなが暮らす家ですから、本当ならお掃除は苦手だからと諦めることなく、できるだけ綺麗に保っておきたいところです。そこで、今回はお掃除嫌いな自分をついつい責めてしまうママへ受けて、苦手を克服するためのポイントをご紹介していきます!
■お掃除は短い時間に区切ってこなすのが鉄則!
○お掃除が苦手な理由は人それぞれ
お掃除が苦手な人とひとくちにいっても、その傾向は様々です。人によってなぜお掃除が苦手か、その一番大きな理由を占める事柄は違うんですよね。
まずひとつ目は、掃除をしなきゃという意識はあるもののつい後回しにしてしまい、いつの間にか部屋が散らかって手をつけにくくなるという悪循環に陥ってしまう人。ワーママは特に忙しい毎日を送っているので、こういった方はとても多いのではないでしょうか。
週末にまとめてやろう、こどもが家にいないときにやろう……と計画だけ立ててなあなあにしてしまうというタイプです。
もうひとつは、そもそもお掃除が嫌いであまり気が進まず、無理に挑戦してもイライラしてしまい続かないというタイプ。やらなければいけないという意識はあるものの作業として苦手なので、上手く処理することができないんですね。
意識を変えられればそれが一番良いですが、そう簡単に嫌いだったものを好きになれないのもまた事実。嫌な作業であることは認めた上で、作業時間をごく短いスパンで区切り、自分が耐えられる範囲で少しずつ進めていくのが良さそうです。
忙しい毎日の中で、掃除ぐらい少しさぼっても大丈夫、と優先順位を下げた結果すっかりお掃除から遠ざかってしまうというママも。確かに、お掃除はお料理やお洗濯と比べると毎日の暮らしにおいては優先順位が少し下がってしまいますよね。きれい好きで時間にも余裕があれば毎日お掃除することもあるかと思いますが、限られた時間の中で完璧にタスクをこなすことはなかなか難しいものです。
色々な要因が重なって汚れがたまったり、長い間放置されこびりついてしまったりした結果、綺麗に落とすことができずお掃除そのものに関して挫折感から苦手意識を持ってしまう人もいるのだそう。確かに、ついたばかりの汚れと比べて時間が経った汚れは落としにくいですよね。そうなる前に手をつけられればそれがベストです!
○掃除は1回15分を目安に
15分という数字だけ見ると、そんな一瞬で一体何ができるのかと思う方も多いはず。ですが、掃除ぎらいのママが毎日するお掃除となると、これくらい無理のない時間設定でちょうどいいくらいです。
■掃除と片付けは別物として考える
「お部屋を綺麗に使う」ことを目的に据えた場合、お掃除と片付けをセットにしている人はとても多いです。どちらも部屋を綺麗に保つための作業ですからそれも当然ですね。
もちろん掃除や整理整頓が得意なママならそれでなんら問題はないのですが、お掃除ぎらいを自覚しているママとなると話は別。掃除が嫌いな人は大抵片付けも苦手、もしくはあまり得意ではないわけですから、このふたつをいっぺんにこなそうとするのは無理があります。
掃除と片付けは別物として考えれば、毎日どちらもこなす必要はなくなります。日頃部屋をある程度綺麗に使うには最低限片付けだけを欠かさずに行っていれば大丈夫。部屋が荒れてしまうこともなく、罪悪感を抱いて自分を責めてしまうこともなくなります。15分の掃除で済ませるためにも、部屋の整理整頓は必要不可欠。忙しくて掃除まで手が回らないという日でも片付けだけはなんとかクリアしていくことを目標にしましょう!
○片付けへの苦手意識をなくす3つのルール
掃除ぎらいのママの中には、片付けも同じくらい苦手という人も多いはず。そこで、お片付けについても苦手意識をなくして無理なくこなすための3つのポイントをご紹介します。
まずひとつめは、「出したら元の場所に戻す」を徹底すること。ごく基本的なことですが、これを守れていない人も実は多いのです。よく使うものはすぐに取り出し、またしまえる場所に収納し直すと効果的です。
ふたつ目は力技ですが、「物を極力増やさない」ということ。際限なく買い物していたら当然片付くものも片付かなくなってしまいます。食べ物など消耗品ならまだ良いですが、それ以外の物を買うときには片付けるスペースも含め熟考しましょう。
そして3つめ、「一時的に物をしまっておくスペースを作る」こと。物をあれこれ散らかしてしまう場所には、一時的にそのあたりに置いてあるものをしまう箱などを用意しましょう。ふたがあるものなら見た目もすっきりしますし、動かしやすいのでお掃除も楽ちんです。