2018.10.24
今年も気がつけば、残り2ヶ月ですね。この時期、毎年、気になるのは大掃除のこと。「今年こそは早めに手をつけよう!」と思っても、どこからやればいいのか分からないまま、気がつけば年末ギリギリ!…なんてことはないでしょうか?日々忙しい私達。掃除に割けられる時間は限られていますよね。でも、事前に計画を立てて効率良く進めさえすれば、早めに終わり、負担も少なくて済みます。
できるだけ短時間に、気になる場所のやり残しがないように、年末のお片付け・掃除を進めるポイントをご紹介します。
大掃除のポイント1|事前の計画を早めに立てる
効率良く進めるためには、やはり事前の計画を“早め”に立てるのがおすすめです。日々の掃除とは別に、大掃除しようと思っている場所、片付けなきゃと気になっている場所を紙に書き出し、
①いつ頃までに終わらせる?(期限)
②誰がする?(分担)
を考えていきます。なんだか仕事のプロジェクトと似ていますね。
その時に、細かい計画まで立てなくても構いません。10月中は換気扇とブラインド、11月は床とお風呂…と、ざっくり計画でを立てていき、同時に誰が実行するのかも考えましょう。掃除もお片付けも、全部一人でするとなると大変ですので、家族の協力は必須!ですが、年末は皆それぞれに予定が忙しく、急に言われても困る…となると、上手く進みません。人に頼む時は「早めに」が鉄則。まずはあなたが計画を立て、家族にも早めに話して分担を決めて下さいね。
大掃除のポイント2|プロの力で負担を減らしても!
計画を立てていくと、「日数的に厳しいな…」「自分達ではボリュームが大きすぎて出来ないかも」、といった場所が見えてくると思います。その場合は、お掃除や整理収納のプロの力を借りるという手もあります。
お金は多少かかりますが、やらなければいけないという気持ちの負担・作業の負担から解放されることを考えると、そのメリットは大変大きいです。出来そうにないと思う場所は人に依頼し、自分で出来る場所をコツコツ頑張るのも効率良く進めるコツと言えるでしょう。
時期的にプロの業者は年末が混み合うので、依頼するなら早めがオススメです。
大掃除のポイント3|油モノや外回りの掃除は、寒くなる前に
いよいよ大掃除スタート!「家のどこから手をつけようか?」と悩む方も多いと思いますが、油汚れがついた換気扇などは
や網戸などの外で水を使う場所は、出来るだけ寒さが厳しくなる前に終わらせてしまいたいものです。理由は、寒くなると油が
換気扇などの油モノや、外回りで水を使うような場所は、出来るだけ冬になる前の秋のうちにやってしまいたいものです。理由は、寒くなると油が固まって汚れが取れにくくなるから。同じ作業でも気温が違うだけで、汚れの落ち具合が全然違ってきます。それがそのままお掃除にかかる時間にも比例するんですね。
また、窓ふきや外構掃除、外で水を沢山使うような箇所も、手がとても冷たいので早めに終わらせたい場所になります。私は毎年ブラインドを丸洗いするのですが、一度年末に洗った時は手袋をしていても手が凍りそうになりました。終わった後は手が真っ赤で、その後のやる気は一気に低下・・・。それ以降、ブラインドは暖かいお天気のいい日に洗おうと決めています。
お掃除はモチベーションが大事。出来るだけ、短時間に楽しく終わらせるには、気温やお天気の具合もちょっと気にかけておきたいですね。
大掃除のポイント4|毎日の「ちょこ掃除」で大掃除をのりきる!
大掃除をするぞー!とまとまった時間をとってもいいのですが、その度に休みの日が掃除でつぶれてしまうというのは、ちょっと悲しい。そうならない為に、日々の家事の後、ほんの10分、15分でもいいので普段出来ない場所の“ちょこっと掃除”をしてみましょう。
例えばキッチン。キッチン全体の片付け・掃除をまとめてするとかなり時間がかかりますが、今日はこの引出し1つの中だけを整理しよう!とか、冷蔵庫のトレーを上段だけ洗ってみよう、といった感じで進めてみてください。
タイマーをかけたり、○分までに終わらせる!いう時間目標も大切です。実は人間には集中できる時間の限界があり、平均の持続時間は約50分くらいだそう。さらに15分毎に集中力が切れる波がやってくるので、長い時間掃除を続けなくても短時間集中で効果が出るのです。夜食事の洗い物をしたついでに、別の場所もちょこっと。これを積み重ねると、大きい場所も負担が少なく掃除を進めることが出来ますよ。
いつの間にか増えているタッパー。全部出して、今日はここだけと整理をすすめてみるのもいい。
1年の大きな節目。お掃除・お片付けをして暮らしを見直し、すっきり気持ちよく過ごしていきたいですね。
文/笹田奈美子