■そのまま張り替え!

網戸のメンテナンスで、もう一つ忘れてはいけないのが網やゴムの交換です。これらのアイテムは、時間の経過と共に劣化してしまうもの。傷みが気になり始めたら、交換メンテナンスが必要となります。 網戸の張り替えも、網戸を外して行うのが基本ですが、やはり面倒に感じてしまいがちです。もしも網戸の外に作業スペースを確保できるのであれば、そのまま張り替えをすることも可能です。 網戸の交換は、古い網を取り外し、新しい網をセットしてゴムでおさえ、余計な部分をカットすれば完了です。ただし網戸を取り外さないままで行うと、たるみやゆがみなどのトラブルが生じやすいと言われています。 このような場合には、網戸の張り替えをDIYで行うための便利グッズを購入するのがオススメです。 「これならできる!網戸張替えセット」は、網戸を簡単に張り替えるための専用テープがセットになっています。これにより、女性が一人で作業しても、楽に網戸の張り替えができる仕様を実現しています。 このようなアイテムを導入するのもオススメの方法です。

 

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■網戸のメンテナンス、気になる頻度は?

窓と比較すると、ついメンテナンスをさぼってしまいがちな網戸。気になるのが、具体的にどのぐらいの頻度でお手入れをすれば良いのかという点です。 網戸の清掃は、半年に一度のペースで実践するのがオススメです。年末の大掃除のときには、網戸もきれいにする方が多いことでしょう。 それだけではなく、もう一度、一年の間に清掃の機会を設けることで、一回当たりの手間を軽減することができます。 網戸の清掃の時期としてオススメなのが、5月あたりです。年末の大掃除からちょうど半年程度が経過していますし、窓を開ける機会も増える時期となっています。 またこの時期の網戸は、3月~4月にかけての花粉汚れを蓄積しがちです。5月の掃除でこれらを除去すれば、スッキリした状態で使用できることでしょう。 網戸の張り替えについては、実は2~3年程度で検討するのがオススメです。特に紫外線を浴びる機会が多い網戸は、劣化も早いと考えられます。 歪みや破れ、破損やヨレなどが生じたら、張り替えについて検討してみてください。


■まとめ

網戸のメンテナンスと聞くと、「まず窓枠から取り外すのが面倒くさいんだよね……」なんて思う方も多いのではないでしょうか。 地面に並べたり壁に立てかけたりするためには、広いスペースが必要となります。こうしたポイントも、メンテナンスの手間を増大させていると言えるでしょう。 取り付けたままの状態でお掃除や張り替えをすることが可能になれば、お手入れそのものの手間もぐっと軽減できます。また当然、メンテナンスにかかる時間も短縮できるはずです。 「そういえば最近、網戸のメンテナンスをしていないなぁ」と思ったら、ぜひ今回紹介した方法も参考にしながら、実践してみてください。ピカピカになった網戸で、気持ちの良い暮らしを実現しましょう!