2019.06.01
子どもにご飯を食べさせ、お弁当を用意し、洗濯ものを干してと何かと忙しい朝は、時間との戦いになるので、ついイライラしがちですよね。
朝からイライラすると、仕事中までイライラした気分を引っ張ってしまうこともあるので、できれば朝は余裕をもって行動できるようにしたいものです。夜のうちにある程度用意をしておけば、翌朝効率よく家事をこなすことができますので、その方法についていくつか紹介していきます。
■洗濯機は寝る前にタイマーセット
最近の洗濯機はほとんどタイマー機能がついていますので、朝起きてあわてて洗濯機を回すのではなく、前日の夜にタイマーをセットしておくようにしましょう。
時間ギリギリにならないよう、目覚める30分くらい前にセットしておくと、あわてず洗濯ものを干すことができます。
部屋干ししている家庭なら、前日の夜の間に洗濯を終わらせ干しておくと良いでしょう。
■ゴミは前日にまとめておこう
ゴミの日の朝はギリギリまでゴミを出したいと思うため、朝食後にまとめるようにしている人も多いかもしれませんね。
家中のゴミを出せればスッキリするものですが、ゴミは常に出てくるものなので、それほど神経質になる必要はありません。それよりも朝の時間を有効に使えるように工夫したほうが、精神的にもストレスを抱えることがありません。
ゴミは前日の夜にまとめておき、朝に出たゴミを入れて出すだけにしておきましょう。各部屋のゴミは夜に集め、あとは朝出たゴミを入れるだけにしておきます。
朝のゴミは一つにまとめられるよう家族でルール決めをしておき、リビングのゴミ箱にゴミは入れるなどしておくと、ゴミを集める必要がありません。ゴミは夫に出してもらうなど決めておくと、さらに時短に役立ちます。
■一つのおかずに変化を与えよう
晩御飯を作るときに、一つのおかずにアレンジを加えて2種類用意しておくと、次の日の朝食おかずやお弁当おかずに利用できます。
例えばほうれん草であれば、軽く湯でて半分はおひたしに、半分はベーコン炒めやなナムル風のあえ物にするなど工夫すると、翌日も飽きることなく喜んで食べてもらえます。
豚肉なら炒めた後に半分取り出し、残りはキャベツと合わせてホイコーローに、取り出した豚肉はしょうが焼きにするなど変化を加えてみましょう。
あまり手の込んだものではなく、フライパン一つで終われるようなメニューにしておくと、自分自身の手間も減り料理を時短できます。
■お弁当おかずを用意しておこう
朝の忙しい時間にお弁当と朝食を用意するのは、とても時間がかかります。前日の夜にお弁当おかずだけでも用意しておくと、あとはつめるだけで良いので、すぐに仕上げることができます。
あえ物やサラダなど、火を入れなくて良い材料はおかずカップにつめておき、お弁当の中にセットしておきます。
温めるおかずはおかずカップに入れて、一つのお皿にまとめてラップをしておきます。朝起きて温めるおかずをそのままレンジに入れて温めたあと、お弁当につめるだけです。最初からおかずカップにセットしておくと、いくつもお皿を洗う手間を減らせます。
お弁当は温かいままだとフタに結露ができ、食材を傷めてしまうので、必ず起きて一番に温めておき、出掛けるまで冷めさせるようにしましょう。
■朝食はワンプレートで
サラダやおかず、お茶わんや汁わんなどたくさんのお皿を使うと、朝の洗い物に時間がかかってしまいます。朝食はできればワンプレートで収められるよう、朝食専用の食器を用意しましょう。
和洋食の両方に利用できるワンプレート皿が販売されていますので、朝食用に購入しておくと、朝の洗い物をグッと減らすことができます。
ワンプレートだとオシャレに朝食を演出できますので、家族も喜んでくれるのではないでしょうか。
■汁物は前日に下準備をしておこう
冬の寒い時期は体を温めてあげたいと思い、朝は汁物を用意するママも多いと思います。
みそ汁であれば前日にだしをとっておくと、あとは具を入れてみそをとくだけで済みます。ジャガイモや玉ねぎなど、煮込む必要がある野菜は前日にレンジで温めてカットしておくと、できあがりまで時間をかけることがありません。
いりこや昆布など、前日の夜から入れておくと翌日にはしっかりだしが出ているので、あとは温めてみそを入れるだけです。
野菜スープなどの洋風スープであれば、前日に作っておくと、翌日温めるだけですぐに食べられます。夏場であれば作った後に冷まして、冷蔵庫に入れておくようにしましょう。
■まとめ
朝の家事をスムーズに進めるための夜家事について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
どれほど用意をしていても、朝はバタバタしてしまうものです。家事を効率よくこなすために、家事の前準備を前日の夜に用意しておくことも大切ですが、当日のコーディネートに迷わないよう、次の日に着ていく洋服を決めておくと良いでしょう。
またメイクも時短で済むよう、オールインワンタイプの下地を利用するなど工夫すると、少しでも時間を有効に使えるのではないでしょうか。