2018.08.03
2018.09.21
自分の身支度を整えたり、子どもの世話をしたりと何かと忙しい朝。子どもにしっかり朝食を食べさせたくても、つい“切るだけ”“焼くだけ”でOKの料理ばかり並べてしまうことも。働くママたちは、いったいどのような朝食を準備しているのでしょうか。
できるだけ簡単に朝食を作りたい!
とある女性は子どもの朝食について、「毎日同じようなメニューばかり」「完全に野菜が足りていない」と悩んでいます。パン、バナナ、ミニトマト、ウインナーやベーコンなど品数はそろえるものの、やはり栄養バランスが気になるとのこと。しかしどこの家庭も似たようなもので、他のママたちからも「コーンフレークにバナナと牛乳。時々バナナ以外のフルーツに変更する」「納豆ごはんにシラスを混ぜて、はいどうぞ!」「トーストにヨーグルト。あとは野菜ジュース」といった声が。不足した栄養は昼食や夕食で補うことにして、「朝食はとりあえず食べればいいと思っている」という人もいました。
佐藤食品工業株式会社の調査によると、朝食の調理にかける時間が10分以下だと答えた小中学生の母親は66.0パーセント。子どもの朝食で重視することは、「栄養バランスが整っていること」が17.6パーセントだったのに対し、「簡単に調理できること」が58.0パーセントと3倍以上の回答がありました。毎日作る朝食となると、栄養バランスは気になりつつもやはり手軽さを重要視する人が多いようです。
いつものメニューにひと工夫!
手間をかけずに充実した朝食を作るために、さまざまな工夫をするママもいます。ワンランク上の朝食を作るためのキーワードは“ちょい足し”。トースト1つをとっても、「チーズと輪切りトマトをのせる」「焼き上がった食パンでレタスとハムをサンド」「ベーコンとスクランブルエッグをトッピングするのもおすすめ」といったアレンジ方法が挙がっています。
またご飯派の中には、「前日夜に具だくさんの味噌汁を作っておくと便利」「マグカップにご飯とケチャップ、適当に切ったピーマンを入れて混ぜる。溶き卵を足して電子レンジでチンすれば、即席オムライス風」「乱切りにしたきゅうりとツナマヨをご飯にのせて、ちぎり海苔をパラパラ。大人はさらにラー油か七味をかけるとおいしいよ!」などのテクニックを披露する人も。切った野菜と一緒に揉むだけでご飯のお供・漬け物ができる「漬け物の素」を利用するのもおすすめだそう。
時間のやりくりが難しい朝ですが、無理のない範囲で元気が出る朝食を用意できるといいですね。