2018.05.17
2018.09.11
「仕事しながら育児家事をこなすなんて無理…」
「先輩ママのようにできる自信なんてない」
…と、不安に思っている復職予定の働くママたち、ご安心ください!!
すべてを完璧にこなしているママなんて、ごく少数。働くママの多くは“非完璧主義”で乗り切っているのです。「ここまでユルくていいんだ!」と自信が出ることウケアイですよ!
心と胃袋を満たせていれれば、万事OK! ( えりかさん / 31歳 / 会社経営 )
保育園のお迎えは毎日19時過ぎ。そこから家事と育児の両方をちゃんとこなすなんて、無理です。
子どもは、一日の出来事を聞いてほしいのと遊んでほしいのとで、エンドレスで話しかけてきます。そのたびに家事の手を止めるのはストレスですし、そうなると結局、子どものことも家のことも、両方が中途半端になってしまうんですよね。
そこで試行錯誤した結果、「子どもたちの心と胃袋を満たすこと」を最優先事項としました。そして、家はどんなに散らかっても目をつぶることに。
仕事が忙しいときなどは外食や出前に頼ることもありますが、うちは長女が大きいので、4歳の妹をお風呂に入れてもらっている間にささっと夕飯を作ります。食事中は子どもとの会話にあて、食後は遊ぶ時間にしています。
子どもを寝かしつけている間に夫が帰宅するので、片付けや掃除などは夫に任せています。
もちろん夫の協力あってこそですが、全部を完璧にやろうとせず、優先順位をつけて「これだけは」というものを決めておくだけで気持ちがラクですよ。
「1日1家事」、疲れた日は“紙皿”作戦 ( 知香さん / 34歳 / ネイリスト)
働きに出る前は、家事育児はすべて私の担当。しかし、フルタイムで働き始めてからは「相当の無理をしないとすべてをこなすのは不可能」だと気付きました。
旦那は朝が早く、帰宅も遅いので頼ることはできません。
はじめの頃は、「みんなちゃんとやってるのに…」と完璧にできない自分を責めたりもしましたが、周りのママに話を聞いてみると、みんな程よく手抜きをしているんですよね。
そのおかげで「完璧にする必要はないんだ」って気づきました。
今私がやっているのは、「1日1家事」です。
各部屋の掃除、浴槽の掃除、トイレ掃除など、それぞれ曜日を決めて週1回ずつ。週末の土日どちらかで家じゅうをピカピカにして、作り置きのおかずを仕込みます。
それでも「お皿洗いがめんどくさい」と思うほどに疲れ切っている日は、紙皿と紙コップで料理を出してしまいます。無駄なゴミはできるだけ減らしたほうがいいとは思いますが、たまになら、いいですよね(笑)。
家事は「家族シェア」と「週5制」( 紗枝さん / 31歳 / 化粧品メーカー勤務)
「家事は家族全員でやろう」というのがわが家のルール。7歳と9歳の息子たちにも家事をやってもらっています。
私:洗濯物、アイロンがけ、トイレ掃除、名もなき家事全般
旦那:食材の買い出し、朝夕の食事作り、後片付け
長男:お風呂掃除、リビングの掃除、ゴミ出し
次男:各部屋の掃除機がけ、ご飯づくりのお手伝い
という割り振りですが、それ以外にも「自分でできることは自分で」を徹底しているため、私自身の家事分量は本当に少ないんですよ。
それだけでなく、週2回は外食をして、家族全員が家事を一切しない日を作っています。
それというのも、
「仕事が週5回なんだから、家事も週5回でいいんじゃないか?」
「『今日は家事をしない日だ』と思えば、心おきなくくつろぐことができる」
と、私の復職前に旦那が提案してくれたのです。
平日に2日は「家事をしない日」を設けていますが、週末のどちらかは朝から出かけているため、家事をするのは実質週4回ですね(笑)。
復職するまで家事はすべて私の担当だったので、「これに仕事が加わるなんて…」と不安に感じていたのですが、「家事シェア」と「週5制」のおかげで、家の中にいてもオンとオフがあってとても助かっています。
手抜きをしたり、頼ったり…ここまでユルくて大丈夫!
●週2回、家事代行を利用しています。3日分のおかずの作り置き、リビングと水回りの清掃、洗濯物をお願いしているため、家事らしい家事はほとんどしていません。
( 美香さん / 39歳 / 不動産営業 )
●掃除と洗濯は週末にまとめてやっています。洗濯物は大型のコインランドリーに持って行くととても楽です。平日は無理、と開き直っています。
(絵里奈さん / 28歳 / 美容師 )
●台所とリビングがきれいなら、ほかが多少散らかっていても気にしません。なので平日片づけるのはこの2か所だけ、あとは週末にやればいい!
(沙奈さん / 35歳 / 化粧品メーカー勤務)
●自分の身の回りで「ながら家事」をしています。お風呂でカラダを洗いながら床を磨いたり、テレビを見ながら粘着クリーナーでラグを“コロコロ”したり。そのとき自分がいる場所の周りが、なんとなくキレイになればいいかなって(笑)。
( 亜美さん / 34歳 / アパレル広報 )
●平日の家事は「朝10分+夜20分」の合計30分だけ、と決めています。その間だけタイムトライアルみたいに本気を出して、トイレやお風呂掃除、皿洗い、リビングに散らかったものをまとめたりします。たったこれだけでもかなりキレイになりますよ!
(恵理さん / 31歳 / 医療事務)
仕事をしながらの家事育児は、働くママの生活の中でずっと続いていくこと。一時の無理はできても、長く続けばいずれは身も心もクタクタになってしまいます。夫や子ども、家事代行サービスや文明の利器まで…頼れるものには何にでも、とことん頼ってみるのが吉。“完璧”なんて決して求めず「汚れてるね~、まぁいっか!」と、開き直るのも両立のコツですね!
ライター:小野エリコ
恋愛・セクシャル系の媒体を中心に活動する恋愛ライター。広告の作成も手掛ける。自身の家庭はいたって平穏であるが、女性のドロドロした部分や修羅場が好物。