電車内の迷惑行為と嬉しかったエピソード


電車内でのマナーは、駅や電車内のポスターなどで注意勧告されていることがあります。「日本民営鉄道協会」では定期的にマナーについてのアンケート調査を実施し、駅や電車内の環境改善に努めています。

 

2017年に実施された「駅と電車内の迷惑行為ランキング」では、1位が「騒々しい会話・はしゃぎまわり等」33.2%、2位が「座席の座り方」31.1%、3位が「荷物の持ち方・置き方」29.8%となっていました。

 

1位は9年連続で同じ行為がランクインしており、「座席の座り方」も常に上位に食い込む迷惑行為。「『座席の座り方』のうち、最も迷惑に感じる行為は?」という設問では、「座席を詰めて座らない」「座りながら足を伸ばす・組む」「お年寄や身体の不自由な方、妊婦の方等に席を譲らない」など、ほかの乗客への配慮が見られない行為が挙げられています。

 

一方で、電車を利用しているときに嬉しかったこととして、「席を譲った際にお礼を言われたことがある」「ベビーカーを押している人を手伝っている光景に心が温まった」などのエピソードも。多くの人が利用する公共交通機関ですから、お互いに思いやりの心をもって利用したいですね。