袋田の滝で紅葉とマイナスイオンをたっぷり堪能


茨城県の県北にある「袋田の滝」は、高さ120m、幅73mの大きさを誇る滝で、日本三名瀑の一つに数えられる滝となっており、別名「四度の滝」とも言われていています。訪れた西行法師が、「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風情は味わえない」と絶賛されたことから別名がつけられました。 大岩壁を四段に落下し、流れる水が作り出す白糸は滑らかに、時に激しくさまざまな顔をみせてくれます。

 

特に、目に鮮やかな紅葉と白糸が織りなすコラボレーションは時間が止まったかのよう!滝を下から見上げる第一観瀑台と上から見下ろす第二観瀑台があって、自然が作り出した景観と流れる水の音、心地よい空気が癒やしてくれます。

 

袋田の滝を見た後は、少しハイキング気分で山頂まで歩き、「月居山光明寺観音堂」に行ってみてはいかがでしょうか。807年に建てられたお堂の中には約1.8mの高さがある聖観世音菩薩像があり、歴史を感じられる場所となっています。 紅葉の時期にはライトアップを実施していたりするので、ライトに照らし出された滝と紅葉の幻想的な光景を目に焼き付けたいですね。

花園渓谷は滝と紅葉のコラボレーションが見逃せない


茨城県と福島県の県境にある「花園渓谷」は、都心から車で2時間で行ける癒やしのスポットです。 花園川が山地を侵食して作られた花園渓谷は、七ツ滝、与四郎の滝に落雲の滝、千猿の滝に箱滝等があり、舞い落ちる紅葉が川を敷き詰めて流れ滑る様は鮮やかな緋毛氈のようで目を奪われてしまいます。 さまざまな白糸と紅葉を見ながらの散策は、木々に囲まれた中でマイナスイオンを浴びれば、体中で自然を感じてみてはいかがでしょう。

 

また、花園渓谷にある花園神社は1200年の歴史を持ち、拝殿前にある貴重な植物のコウヤマキは樹齢600年と言われています。幹囲が7.5mもある大杉は、地上10mのところで3本に分かれていて、自然の偉大さを感じさせてくれます。 大人も子どもも、その大きさにはびっくりしてしまうこと間違いなしですよ!