富士山のハイテク化が進行中!


アナログなイメージの強い「登山」ですが、キャッシュレス以外にもハイテクなシステムが使われています。静岡県御殿場市や小山町、KDDIなどが共同で開始したのが「ミエルフジトザン」というサービス。

 

スマホやPCから利用できる同ツールの目的は、「登山ルートごとの天気や登山者の様子を『見える化』する」ことです。「御殿場ルート」「須走ルート」「富士宮ルート」それぞれに対応した登山情報を提供。例えば、「富士宮ルートの5合目から8合目までの山岳快適指数は『登山中少々不快』」などといった情報がシンプルなアイコンで把握可能です。

 

「レインコート指数」や「気温」、「風速」なども時間別・ルート別で確認できる同サービス。「これは面白いね」「こういうの良いよね! 登山する人は参考になるかも」と好評の声が上がっています。特に駐車場の混雑具合が分かるサービスが支持を集めていて、「駐車場の空き情報までわかるなんて、みんなもっと使うべきだよ」との反響も。登山に挑む前に、ぜひ一度チェックしてみるといいかもしれません。

 

各地の「海の家」でスマホ決済が導入されていたり、お賽銭のキャッシュレス化も進んだりと便利になり続ける“お支払い”。時代に即した様々な取り組みで、お出かけの幅がさらに広がるといいですね。

 

文/河井奈津