温泉旅館のお菓子は何のためにあるの?


SNSなどでは、他にも旅館に関する疑問があがっています。例えば、「なんで部屋にお茶菓子が置いてあるの?」「旅館のお茶菓子はお土産を宣伝するためなのかな?」といった声が。

 

実はあのお菓子には大切な意味がありました。昨年放送された『チコちゃんに叱られる!』(NHK)では、旅館にお菓子が置いてある理由を紹介。同番組によると、血糖値を上げるために旅館のお菓子は置いてあるそうです。東京都市大学の早坂信哉教授は、「特に空腹なまま熱い温泉に入ると、さらに血糖値が下がってくる」「結果として、立ちくらみや失神を起こす危険性があります」と解説。お菓子の意外な役割が判明しています。

 

“お菓子が置いてある理由”を知った人からは、「今度からお菓子を食べてからお風呂に入ろう」「空腹で温泉に入ると体に良くないんだね」「旅館にお菓子が置いてあるのは理由があったのか」と感心の声があがりました。

 

ちなみに、今年のお盆は最大で9連休。意外と知らない旅館の裏側を知ると、今から旅行の計画を立てたくなりますね。

 

文/長谷部ひとみ