「水引」と聞くと、“祝儀袋に付いている飾り”“お正月の鏡餅やしめ飾りに付いている鶴”等、日本の伝統行事・イベントに華を添える様々な形の水引細工を連想する方が多いかと思います。 実は私もその一人でした。しかし、昨年フラワーショップ“日比谷花壇”主催の水引ワークショップに招待され、水引作家の東郷美栄子さんより水引細工の手ほどきを受けてからそのイメージが変わり、すっかり水引の魅力にハマってしまいました。以来、家事や育児の隙間時間に水引細工をぼちぼち作っています。 水引は和紙で出来た“こより”に糸を巻いたものです。現在は長野県で全国の70%以上の水引が生産されているそうです。そのせいでしょうか、北陸エリアでは水引細工の文化が色濃く根付いています。(私を指導して下さった東郷さんも、普段は石川県金沢市で作家活動をされているそうです。) 最近では伝統的な和の配色の水引に加え、ヴィヴィッドカラーやメタリックカラーなど、現代感覚の色彩を取り入れた水引も登場していて、これらの水引を使うと、イマドキ風アクセサリーや小物も作成できます。 私が生活に取り入れている、水引活用アイデアを少しご紹介させて頂きたいと思い