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■化粧品の品質の見分け方

化粧品をいつ開封したか分からない場合、使用期限が過ぎているかどうかも分かりませんよね。 化粧品も食料品と同じように劣化するため、化粧品の状態に変化が表れてきたら、すぐに使用をやめましょう。 化粧品が変色してきたら使用期限切れと思いましょう。白いクリームが黄色に変色したり、透明の液体が濁ったりきたら使用期限は切れています。 匂いに異変が表れた場合も、使用期限が切れています。リップや口紅など肌に直接つける化粧品が腐敗すると、匂いが発生するため、すぐに気づくかと思います。 乳化剤が含まれている化粧品の中に固形物が浮いて、水分と分離していたら、使用するのは控えましょう。使用前に振るタイプのものもありますので、普段と明らかに違う塊が浮いていたら、使用しないほうが良いでしょう。

■アイテムごとの使用期限

化粧品の使用期限は、アイテムごとで違いがあります。ここでは、メイクで利用する化粧品の使用期限について紹介します。 ・基礎化粧品 化粧水や乳液、美容液やクリーム、洗顔やクレンジングなどの基礎化粧品は、使用期限は半年以内といわれています。


基礎化粧品は雑菌が入りやすいので、こまめに汚れを拭いてあげるようにしましょう。 ・ファンデーション・下地 ファンデーションや化粧下地の使用期限も半年以内です。パウダータイプのファンデーションより、クリームタイプやリキッドタイプのファンデーションのほうが雑菌が入りやすいため、劣化しやすいといわれています。 ・アイシャドウ 一般的には1年以内とされていますが、クリームタイプやリキッドタイプは使用期限は半年以内と思っていたほうが良いでしょう。 ファンデーションを塗った上に利用するので、他のメイク用品より雑菌は入りにくいとされていますが、チップやブラシはこまめに洗浄するようにしましょう。 ・チーク チークは2年程度が使用期限とされています。アイシャドウと同様に、ファンデーションの上から使用するので、それほど雑菌が繁殖しにくいとされています。しかし、クリームタイプなどのチークは劣化しやすいので、早めに使い切ることを心がけたほうが良いでしょう。

■まとめ

化粧品の使用期限や保管方法について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。化粧品は一度開封したら、早めに使い切ることが大切です。半年程度を目安にしておくと、使用期限を過ぎることはないでしょう。