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■出掛ける前に何を買うか子どもに伝えておく

子どもが買い物中に飽きてしまうのは、そこにいても何の目的も持てないからです。興味のない場所にな連れていかれ、じっと待っていろといわれると、大人でも時間が経つのが長く感じます。 買い物に出掛ける前に今日は何を買うのか、どういった目的でお店に行くのかなどを説明しておきましょう。 日用品や衣料品など、購入予定にしているものを伝えておき「もし忘れたら教えてね」と付け加えるだけで、子どもも一緒に買い物を楽しめます。 買い物する理由やそれが必要な理由なども一緒に伝えておくことで、さらに子どもも協力的になってくれることでしょう。

■買い物する際は子どもにミッションを与える

何を買い物するか教えていたら、ショッピングモールに行った際に一緒にお店を探したり、商品を探すことができます。 歯ブラシを購入するなら歯ブラシはどこにあるか探してもらったり、どっちを購入すべきか決めてもらうと、子どもも一緒に買い物を楽しめます。 子どもは何かミッションを与えると、それをクリアしようとやる気が湧いてきます。商品の場所を探し当てたときは「すごいね、どこにあったの?」などと誉めてあげると、買い物をつまらないと思わなくなるでしょう。

■マナーを教えておく

買い物に行った際に子どもが走り回ったり、大声を上げて困ったことはありませんか。また、商品を触ったり開けてしまうこともあるでしょう。 ショッピングモールに出掛ける前に、購入前に商品を開けたり触れたりするのはNGだということを、しっかりと教えておきましょう。また、走り回ったりすることもマナー違反なことを教えなくてはなりません。 頭ごなしに「ダメでしょ!」と怒るのではなく、自分が購入しようと思っていたものがぐちゃぐちゃになっていたらどう思うか、売り物にならないとお店の人が困ってしまうなど、きちんと細かく説明してあげましょう。 ショッピングモールは公園ではないので、走り回る場所ではないことも伝えなくてはなりません。年配の人も多いため、もしぶつかったら大けがにつながったり、買い物している商品を破損してしまうことも考えられます。 ゆっくり一つずつ丁寧に説明し、失敗したとしても何度も説明を繰り返せば、だんだんと理解するようになってくれます。

■まとめ

子どもを連れてショッピングモールに行く場合は、事前準備が大切です。お店の位置や購入するものを調べておくだけでも、かなり効率よく回ることができるでしょう。