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平成が終わる今だからこそ乗っておきたい旧国鉄型車両

ライフスタイル

2019.02.06

5月1日に行われる改元に伴い、約30年続いた平成が幕を閉じようとしています。そんなエポック的な年だからこそ、少しレトロな旧国鉄型車両(以下 国鉄型車両)に乗ってみませんか。この記事では国鉄型車両をいくつかピックアップしてみたいと思います。

 

<ひとつ前の鉄道記事> 鉄道の「上り」「下り」はどちらか、上手に説明できますか!? 

 

そもそも国鉄型車両とは 

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「国鉄」と聞いてもピンと来ない方も多いはず。そこで、簡単に国鉄型車両について解説します。現在は民営企業であるJR各社が全国に路線網を持っています。JRが発足したのは1987年4月1日のこと。それまでは「日本国有鉄道(国鉄)」という社名で、政府が100%出資する公社でした。つまり、国が鉄道を管理していたのです。国鉄型車両は国鉄時代に誕生したすべての車両を指します。基本的に国鉄型車両は全国で活躍できるように設計されたので、同じ形式の車両が全国各地で見られました。

 

乗っておきたい国鉄型車両1|185系

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最初に紹介する185系ですが、国鉄型車両の中では例外的な車両かもしれません。185系がデビューしたのは1981年(昭和56年)のこと。従来の国鉄型車両の規格を覆すことで注目されました。

まず、大胆なカラーリングに注目したいところ。従来、国鉄型車両の特急列車といえばクリーム地の赤帯が一般的でした。一方、185系は白地に緑のストライプというオリジナル塗装。一時、塗装変更されましたが、再び国鉄時代の塗装に戻っています。

2つ目は扉の広さにあります。185系は従来の特急列車よりも広い幅1mの扉を採用。幅広の扉を採用したことにより、間合い運用として普通列車にも対応できるようになりました。

また、185系は運用面でも特徴のある車両といえましょう。全国で走り回った485系や583系とは異なり、185系は東京駅と伊豆半島を結ぶ特急「踊り子号」や北関東で活躍してきました。したがって、185系は関東限定の国鉄型車両といえます。

2019年1月現在、185系は特急「踊り子号」で最後の活躍をしています。さすがに車内の座席はリクライニング式のシートに変わりましたが、国鉄時代を思わせるアイテムは随所に残っています。「踊り子号」からの引退が迫っているため、乗車はお早めに。

 

乗っておきたい国鉄型車両2|103系

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103系は北海道を除く全国各地で活躍した通勤型電車です。そのため、製造車両は3,500両を超えました。現在はJR各社で車両を設計するため、103系のような全国規模の車両は登場しないことでしょう。

国鉄から1990年代前半まで首都圏でも当たり前のように見られましたが、現在は首都圏だけでなく、JR東日本管区内からも引退しています。

最後の活躍を見せているのがJR西日本の関西エリアとJR九州です。2019年1月現在、103系が活躍しているのは以下の路線です。

JR西日本:奈良線、和田岬線、播但線、加古川線

JR九州:筑肥線

 

この中でオリジナルの姿を色濃く残しているのが奈良線、和田岬線です。これらの路線で活躍している103系は扇風機が付いている車両もあります。冷房設備から出た冷風をかき回すために扇風機が取り付けられました。ただし、京都駅始発の奈良線の103系は確実に数を減らしているため、早めの乗車をおすすめします。

 

乗っておきたい国鉄型車両3|115系3000番台

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先ほど紹介した185系よりもはるかに変わり種の車両が115系3000番台です。115系自体は113系近郊型車両に勾配対策と耐寒耐雪機能をプラスした車両。115系の基本車体は国鉄時代の近郊型車両でよく見られた3扉のセミクロスシート(ロングシート+ボックスシート)です。

ところが、1980年代に登場した115系3000番台は2扉の転換クロスシートとなっています。しかし、車体自体は115系のプロトタイプとそれほど変わりません。ちょうど、関西の新快速専用で活躍した117系と115系を合体させた車両といえましょう。

長年、広島地区を中心に運行してきましたが、現在は山口県内の山陽本線で活躍しています。今のところ廃車の噂は聞きませんが、新鋭の227系が山口県内で本格的に運行を開始するとわかりません。

 

乗っておきたい国鉄型車両4 キハ40系

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最後に紹介するのがローカル線を演出する名脇役、キハ40系です。キハ40系の特徴は両側に運転台が取り付けられているため、1両編成で運行できること。そのため、現在でも全国のローカル線で活躍しています。中には観光列車として車内を大幅にリニューアルしたものも。全国のキハ40系を乗り比べるのもおもしろいかもしれません。

なお、キハ40系の片側運転台バージョンのキハ47系やキハ48系も元気に活躍しています。

 

国鉄型車両に乗る際の注意点 

子どもと国鉄型車両に乗る際に1点だけ注意したいのがトイレです。特急型車両を除き、現在でも多くの国鉄型車両の車内トイレは和式トイレです。揺れている車内で和式トイレを利用することは現在の子どもにとっては難しいこと。なるべく、乗車前に駅のトイレで済ませておくことをおすすめします。

 

<合わせて読みたい> 子どもが列車の中でトイレに困らないようにするには!?

文・撮影/新田浩之

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