数時間に1本しか来ない電車では…

交通機関の助成をおこなっている市町村は、今別町だけではありません。例えば愛知県の南端にある田原市も、「豊鉄バス」を利用して通学する市内在住の高校生などを対象に通学定期代の助成を実施。

 

通学定期の購入費に対し、3割が助成されるそうです。高校生や保護者の負担軽減や、公共交通の活性化などが施策の狙い。近年は一部路線が廃止になってしまうバスも少なくありませんが、利用が活発になることで路線を維持することにもつながるかもしれません。

 

やはり地方の市町村にとって、公共交通の利便性を向上させることは急務な模様。例えばネット上では、「なるべくなら都心じゃなくて田舎に住みたいけど、電車が数時間に1本くらいしか来なかったり交通面がネック」との声も見かけました。

 

その他にも「そもそも駅の数が少なすぎる!」「駅へたどり着くまでに数時間かかるのがつらい」といった体験談も。公共交通の利用者が増えることで、どんどん交通機関が充実していけばよいのですが…。