注目のキーワード

注目のキーワード
コピーしました
お使いの端末は
この機能に対応していません

震度7で倒れる家・倒れない家はどう見分ける?安心・安全の家づくり

ライフスタイル

2019.04.02

110-1

日本で生活する上で、避けて通れないのが地震によるリスクです。家屋倒壊に巻き込まれれば、命を失ってしまう可能性も大。また運よく無事だったとしても、住む場所を失うことになりかねません。

子育て世代の中には、「これからマイホームの取得を検討している!」という方も多いはずです。大地震がきても安心して生活できる! 耐震性の高い住宅はどのようにチェックするべきなのでしょうか。

安心・安全の家づくりのポイントを紹介していきます。

 

■地震に強い家づくり、まずは「耐震等級」を確認しよう

地震に強く、安心・安全の家づくりをしたい!と思ったときに、まず目安になるのが「耐震等級」です。耐震等級とは、地震に対する家の強さを3つのランクで示したもので、

・耐震等級1
・耐震等級2
・耐震等級3

に分けられています。

ちなみに、耐震等級1とは、「数百年に一度程度の地震(およそ震度6~7)で倒壊・崩壊しない。数十年に一度程度の地震(およそ震度5)で損傷しない」レベルとされています。

耐震性の側面から、現在の建築基準法に適合した建物を建てようと思えば、この耐震等級1というレベルをクリアする必要があります。これまでであれば、「耐震性能1でも十分」と考える方も多かったのですが、近年この流れは大きく変わってきています。

2016年4月に起きた熊本地震においては、ごく短期間の間に、2度の巨大地震が襲いました。これまで「耐震性能は十分である」と考えられてきた耐震等級1や2の住宅の中にも、倒壊してしまった家屋が含まれていたのです。

地震大国である日本において、熊本地震を「特別なもの」と捉えるのは危険です。

実際に熊本地震においても、「耐震等級1の建物よりも、1.5倍の地震に耐えられる強さ」を誇る耐震等級3の建物は、無事であるケースが多かったと言われています。

もし可能であれば、できるだけ高い耐震等級を取得することをおすすめします。

 

■土地選びも重要なポイント

地震に強い家づくりを行う際には、「建物」だけではなく「土地」そのものの特徴にも目を向けることが大切です。どれだけ頑丈に作られた家であっても、軟弱な地盤の上に建てられれば、その性能を発揮することはできません。

地盤の強さは、地震の揺れによるダメージと関連しており、特に新しく地面として形成された土地においては、地盤が緩く、ダメージを受けやすいと言われています。

家づくりの際に、土地選びから行う場合には、ぜひ地盤にも注目してみると良いでしょう。現在の地図と昔の地図を比較し、どのような歴史をたどってきた土地なのか、調べる方法もあります。また自治体が作成・公開しているハザードマップから、それぞれの特徴を推察することもできますから、ぜひ参考にしてみてください。

■「免震」であれば、室内の安全確保もバッチリ

万が一の地震のときでも、安心・安全の家づくりを進める上で、「耐震」以外にも「免震」や「制震」といったキーワードが使われることがあります。

耐震が「揺れに耐える」能力なら、免震は揺れによるダメージを建物へと伝えず、揺れを軽減する役割を果たしてくれます。

地震に強い家づくりを考えた上で、今もっとも注目されているのは、この「免震システム」だと言えるでしょう。揺れそのものを抑えることができますから、室内で地震に見舞われたとしても、ケガのリスクを低くできます。また激しい揺れによる恐怖感や不安感も、軽減できることでしょう。

揺れが収まったあとも、室内がぐちゃぐちゃになっていなければ、速やかに避難することができます。また日常生活に戻る際にも、苦労が少なくて済むはずです。

一方で、免震システムの導入デメリットは、ずばりコストにあります。どの程度割高になるのかは、メーカーによっても変わってきます。気になるメーカーがあれば、一度確認してみると良いでしょう。

 

■「耐震等級3相当」というフレーズに注意!

住宅関連の広告をチェックしていると、よく目にするのが「耐震等級3相当」というフレーズです。「あぁ、耐震等級3なんだな」と安易に納得するのは危険です。その意味をしっかりと把握した上で、自分たちにとってのベストを選択するようにしましょう。

そもそも耐震等級というものは、住宅性能評価機関による正式な検査に合格することで、初めて与えられるもの。しかし検査を受けるため、また検査に合格するための構造計算には、コストがかかってしまいます。

このコストを削減するために、業者が利用しているのが「耐震等級3相当」というフレーズです。安全性の面から言えば、必ずしも等級を取得する必要はないのですが、何をもって業者側が「耐震等級3相当」としているのかは、きちんと確認しておきましょう。

特に2階建て以下の木造住宅の場合、構造計算なしでも住宅が建てられる仕組みになっています。とはいえ、住宅それぞれの特徴を踏まえた上で、地震に強い家づくりを行うためには、やはり構造計算は重要なポイント。きちんと行われているかどうか、確認するのもオススメです。

110-2

 

 

■まとめ

マイホームは、非常に高い買い物です。大地震がきたからといって、簡単に倒壊してもらっては困る!というのが、子育て世代の本音だと言えるでしょう。

地震に強い家づくりは、さまざまなメーカーや工務店が積極的に取り組んでいる課題でもあり、選択肢も豊富に広がっています。メーカーの話を聞くときには、「どのような視点で地震対策を行っているのか」にも注目して、納得できる決定を下してみてくださいね。

あなたにオススメの記事

ライフスタイルテーマ : 【マイホーム・インテリア】その他の記事

マイホーム・インテリア
もっと見る