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二世帯住宅は独立型のメリット・デメリットを考える

ライフスタイル

2018.12.07

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育児のこと、介護のこと……「同居」によるメリットを享受しながら、そのデメリットを最小限に抑えられる住まいとして、近年注目を集めているのが独立型の二世帯住宅です。

夫から「自分の両親との同居」を提案されたときに、この独立型の二世帯住宅が頭をよぎる妻も多いのではないでしょうか。

独立型二世帯住宅とは、具体的にどのような住宅で、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。購入前に、しっかりとポイントを押さえておきましょう!

 

■独立型二世帯住宅とは?

まずは独立型二世帯住宅とは、どのような住宅なのでしょうか。二世帯住宅には、以下の三つのタイプが存在しています。

・キッチンやバスルームなど、全てを共有した「完全同居型」
・玄関など、一部のスペースのみを共有した「一部共有型」
・全てを別々に設置し、内部通路でつないだ「完全分離型」

独立型二世帯住宅に当たるのは、3つ目の完全分離型です。同じ家で生活しながらも、全ての設備をお互いに独立させ、それぞれの生活を営んでいきます。

独立型の二世帯住宅の中にも、「上下分離型」や「左右分離型」など、さまざまな種類が存在しています。自分たちの生活スタイルや土地の形状に合わせて選択することになります。

 

■独立型二世帯住宅のメリット1「プライバシーを確保しつつ、助け合える」

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独立型二世帯住宅では、お互いに程よい距離感をキープして、生活することができます。玄関が独立していれば、双方の外出の気配が伝わることもありません。「いってきます」「ただいま」などと、無理に挨拶をする必要もないでしょう。

またお互いのスペースがはっきりしていることで、トラブルが起きにくいというメリットもあります。

親世帯と子世帯が近所に住む「近居」であっても、「プライバシーの確保」はしやすいのですが、二世帯住宅の場合は、あくまでも「同じ家」です。

子育てや介護、日常の中のちょっとしたことなど、困ったことがあれば、いつでも助け合えるという環境が整っています。共働きで子どもの預け先に困っているような夫婦も、独立型の二世帯住宅であれば「一つ屋根の下で、自分が帰宅するまで子どもを預かってもらえる」なんてメリットが発生するケースも多いのです。

 

■独立型二世帯住宅のメリット2「賃貸にも向いている」

独立型二世帯住宅は、一つの建物の中に生活に二つの世帯が入居できるよう、システムが整えられています。いずれ二世帯で暮らす必要がなくなったときには、どちらからのスペースを賃貸に出すこともできるのです。

「今はまだ同居の必要はないけれど、いずれは……」と考えている場合にも、「まず独立型の二世帯住宅を建築し、親が入居するまでは賃貸に出す」という選択をすることも可能。

「自分で暮らす」以外の選択肢も選びやすい住居スタイルだと言えます。

■独立型二世帯住宅のメリット3「経済的なメリット」

二世帯住宅には、さまざまな税制上の優遇が用意されています。相続時の相続税を減少させることができるほか、不動産取得税や固定資産税の減税にもつながります。

一緒に生活することで、通信費や新聞代などの費用を節約することもできますし、食費などでお互いに助け合うこともできるでしょう。経済的なメリットも大きくなります。

 

■独立型二世帯住宅のデメリットとは?

一方で、独立型二世帯住宅のデメリットは、以下のようなポイントとなります。

・建築コストがかさむ
・住む人の性格によっては、プライバシーが守られにくい
・音や匂いなどで、トラブルになる可能性も

まずは建築コストについてですが、独立型二世帯住宅では、全ての設備が二つずつ必要となります。このため、「家を二軒建築する」のと、あまり変わらないコストがかかってしまうと言われています。

お金の節約を目的に二世帯住宅を建築したい方にとっては、「こんなにお金がかかるなんて……」と思ってしまうケースも少なくありません。

また、いくら「独立型」といっても、二世帯住宅は同じ建物の中で暮らす「家族」です。両方の住まいを隔てるのは「ドア一枚」というケースも少なくありません。

親世帯と子世帯の間に、「二世帯住宅での暮らし方に関するギャップ」が存在する場合、プライバシーを守るのが難しくなってしまうかもしれません。「独立型だから安心して暮らせると思ったのに、いつでも好きなときに出入りされてしまう」となれば、後悔につながりかねません。

さらに独立型の二世帯住宅の場合、集合住宅のように音や匂いの問題がトラブルに発展してしまうケースもあります。特に子育て世帯で注意したいのが、子どもの足音についてです。

間取りを作る際に工夫することでトラブルを軽減できる可能性もありますから、事前にしっかりと検討しておくと良いでしょう。

 

■メリット・デメリットを踏まえて、両世帯にとって居心地の良い家を

独立型の二世帯住宅にはさまざまなメリットがあり、近年非常に注目度が高まっています。実際にこれらのメリットに惹かれて、二世帯住宅の建築に踏み切る方も多いことでしょう。

とはいえ独立型の二世帯住宅にも、デメリットはあります。建築する際にしっかりと考えておかないと、のちに大きなトラブルになってしまう可能性もあるので、注意してください。

二世帯住宅建築は、両方の世帯にとって安心して生活できる環境を手に入れるためのもの。まずは家族で、納得いくまで話し合ってみてくださいね。メリット・デメリットを踏まえた上で、建設的な意見交換を行うことで、理想のスタイルも見えてくるのではないでしょうか。

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