2018.09.11
2018.09.19
例え一人暮らしといえど、部屋の広さが「3畳」と聞けば狭すぎると感じる人がほとんどのはず。しかし今都心では、若者を中心に「3畳ワンルーム」の物件が人気を集めています。今回は、たった3畳の部屋が人気を集める秘密を探っていきましょう。
「3畳ワンルーム」が人気の秘密とは?
8月21日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、激セマなのに大人気の「3畳ワンルーム」を特集。「3畳ワンルーム」に住んでいる大学院生・丹下翼さんの家にお邪魔して、その実態をリポートしていきました。
丹下さんが案内したのは、一見普通でスタイリッシュなアパート。廊下が広く防犯カメラも設置してあるなど、古くて狭そうな「3畳」のイメージとは真逆の見た目となっています。ただし玄関を開けると部屋自体は狭く、大人が3人立つだけで部屋はパンパン。ただし丹下さんは不便だと感じていないようで、デスクに座ったまま食事や勉強など全てのことが完結するのがメリットなのだそう。さらに丹下さんの住む家にはロフトが備え付けられており、天井も高いため圧迫感も少なくなっています。
家賃は6万4500円と3畳にしては少しお高めですが、入居率は99.3%とほぼ満室状態。番組内では東京23区内で3畳ワンルームを展開する「SPILYTUS」の仲摩恵佑さんが、「3畳ワンルーム」の人気の秘密を明かしてくれました。1つ目は、新宿・恵比寿・中目黒の駅徒歩10分圏内という好立地。狭くても都心の駅近に住みたい、通勤・通学を楽にしたいというニーズに答えたのが「3畳ワンルーム」なのだそう。また、6~7万円で水まわりが綺麗というのも高ポイントだとコメントしていました。
この「3畳ワンルーム」には視聴者からも、「狭いとこ好きだし一カ所から動かなくても生活できるのめっちゃ魅力的」「コンパクトな感じが可愛い! 駅近なのもいいなぁ」「ミニマリストの私としては、ものすごく心惹かれる物件!」と好評の声が続出。
快適さの秘訣は“間取り”
また仲摩さんが代表を務める「SPILYTUS」の公式サイトでは、3畳でも快適に住める秘訣として“間取り”にこだわっていることを明かしています。キッチンの位置やテレビジャックなど、細かい間取りを変えることで部屋の広さは全く異なってくるそう。
実際に住んでいる人からも「確かに狭いかもだけど、結構快適です」「仕事とか趣味とかであんまり家にいないし、秘密基地感があっていい」「部屋を狭くしたくないから物が増えなくなったし、いいことづくめだと思う」といった声が上がっています。
昔の「狭い」「古い」「汚い」といったイメージを覆し、今や最先端となった「3畳ワンルーム」。その利便性や快適さが気になる人は、ぜひ一度覗いてみるのもいいかもしれませんよ。