2019.09.01
子どものおもちゃは、その成長に欠かせないもの。楽しく遊んで、自分の可能性をどんどん広げていって欲しい! こんな思いを抱いているママたちも多いのではないでしょうか。
おもちゃ屋さんで売っているおもちゃも良いですが、ママ手作りのDIYおもちゃなら、子どもの好みに合わせてアレンジすることも可能です。
子どもとの時間をもっともっと楽しくしてくれる、オススメDIYおもちゃを4つ紹介します。
■パターンボード【DIYレベル★☆☆☆】
おもちゃを手作りしてみたいけれど、DIY経験がなく、自信がない……。こんなママは、無理なく簡単なところからスタートしましょう。100均で販売されているグッズを使って作る、簡単おもちゃであれば、コストもかからず手軽に実践できるでしょう。
パターンボードの材料と作り方は以下の通りです。
【材料】
・パンチングボード(100均)
・ダボ(100均)
・輪ゴム(100均)
【作り方】
1.パンチングボードの穴に、ダボをはめ込み固定する
2.輪ゴムをかけて、好きな図形を作って遊ぶ
作り方は、なんとも簡単! もともと穴が開いているパンチングボードに、ダボを次々と差し込んでいけばOKです。外れやすい場合には、ボンドなどで固定してみてくださいね。
この方法なら、子どもの好きな大きさでパターンボードを作れます。同じく100均でカラフルな輪ゴムを購入して、いろいろな図形作りを楽しんでみてください。
■段ボールカー【DIYレベル★☆☆☆】
こちらもDIY初心者のママにオススメのおもちゃです。宅配便などで自宅に届いた段ボールを使って、家計にも優しいエコおもちゃに挑戦してみましょう。
【材料】
・段ボール箱(子どもが入れる大きさ)
・紐
・おりがみや色画用紙
・のり
【作り方】
1.段ボール箱を、自由にデザインして車にする
2.運転席の前に紐を取り付けて、引っ張れるようにする
3.子どもが乗り込んで遊ぶ
極めてシンプルなDIYおもちゃ術ですね。車作りは、ぜひ子どもと一緒に楽しんでみてください。作る過程から、立派な遊びになってくれることでしょう。
紐を取り付けて、引っ張るスタイルが基本ですが、段ボール下部にキャニスター台を取り付けるのもオススメです。子どもの体重と耐荷量をチェックしてみてくださいね。コロコロと動くようになれば、子どもが自分で紐を引っ張って動かすことも可能! またお気に入りのおもちゃ箱としても機能してくれます。
■ビー玉コロコロ【DIYレベル★★☆☆】
子どもにとって、内部で物が動くおもちゃは非常に魅力的なもの。ビー玉コロコロも、そんなおもちゃの一つです。大人であれば、ビー玉が転がる仕組みは一目瞭然! ぜひ想像力を振るに働かせて、お気に入りのビー玉コロコロを作ってみてください。
【材料】
・空き箱や段ボール、トイレットペーパーなどの芯
・ビー玉
【作り方】
1.廃材を使って、上から下にビー玉が落ちるよう、コースを作る
2.固定して完成
おもちゃの仕組みは非常にシンプル! 重力を使うだけなので、どんな材料をどう組み合わせてもOKです。転がったり落ちたり、ときには上ってみたり跳んでみたり(!?)、ぜひ自由な発想でおもちゃ作りを楽しんでみてください。
「遊ぶ」という側面では、3歳ごろから十分に楽しめますし、小学校ぐらいになると「作る」という楽しみも加わってきます。夏休みの作品作りにもオススメのDIYおもちゃです。
■子ども用キッチン【DIYレベル★★★★】
最後に紹介するのは、少し難易度は高いものの、挑戦する価値アリ!なおままごと用キッチンセットです。特に女の子の場合は、ママの真似をしてキッチンに立ちたがるもの。自分専用の小型キッチンがあれば、非常に喜んでくれることでしょう。
お店などでも見かける機会が多い子ども用キッチンですが、「それなりにオシャレなものを」と思うと、コストもかかってしまうもの。「使う時期は限られるし……」と思うときには、ぜひDIYで作ってみてはいかがでしょうか。
今回は、市販のカラーボックスを使ったオシャレキッチンの作り方を紹介します。
【材料】
・カラーボックス
・ボウル
・コルク製鍋敷き
・板
・丁番や取っ手、つまみや蛇口用木材など
【作り方】
1.カラーボックスを横に置き、ボウルの大きさに合わせて上部をカットする
2.カラーボックスの前面上部に、10センチ程度の木材でパネルを付ける
3.カラーボックスの後面に、好みの大きさのバックパネルを取り付ける
4.カラーボックスに、丁番を使って扉を取り付ける
5.蛇口や扉の取っ手、ガスコンロ用のつまみを取り付ける
6.穴が開いた部分にボウルをはめこみ、反対部分にコルク製の鍋敷きを固定する
基本はカラーボックスなので、ボウル用の穴を開ける以外の行程は、それほど難しくはありません。穴を開けるときには、ボウルのサイズを測った上で、のこぎりで慎重に作業をしていきましょう。
パネル用の木材は、カラーボックスのサイズに合わせて、あらかじめホームセンターでカットしてもらうのがオススメです。あとはインパクトドライバーを使って、どんどん固定していきましょう。
扉やつまみ、蛇口にパネルの装飾などは、好みが現れやすいポイントなので、ぜひこだわってみてください。100均に行くと、自家製キッチンに使えそうな可愛らしいアイテムも多数そろっています。
扉の中は大容量の収納になっていますから、おままごとセットを全部まとめてスッキリ収納できそうですね。
■まとめ
おもちゃのDIYアイデアはいかがでしたか? 簡単にできるものから、比較的大がかりな作業が必要になるものまで、4つのアイデアを紹介しました。
ママ手作りのおもちゃに対して、子どもたちは予想以上に興味を示し、楽しみながら遊んでくれるもの! ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。