2019.04.14
ついに勢揃いで舞台挨拶に登場した6つ子キャストの皆さん
公開約1週間で20万人を動員、ぴあ映画初日満足度ランキングで1位(3月16日ぴあ調べ)を獲得、数々のレビューサイトで高評価をゲットし、大ヒット上映中の劇場版『えいがのおそ松さん』。6週連続週替わり舞台挨拶や入場者特典、前説劇場なども話題ですが、ついに! 3月31日には6つ子オールキャストが揃っての舞台挨拶が開催されました。
劇場版『えいがのおそ松さん』
6つ子オールキャスト舞台挨拶
©赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019
舞台挨拶には、おそ松役の櫻井孝宏さん、カラ松役の中村悠一さん、チョロ松役の神谷浩史さん、一松役の福山潤さん、十四松役の小野大輔さん、トド松役の入野自由さんの6つ子オールキャストが登壇。劇場公開後、週替わりで舞台挨拶をしている本作ですが、この日初めて6つ子役のキャストが勢揃い!! 会場は終始興奮と笑いの渦に包まれるイベントとなりました。
©赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019
公開から2週間が経過し、何度も劇場に足を運んでいるという来場者も多いということで、今回は「ネタバレ気にせず喋ってOK!」に。キャスト陣がそれぞれ作品の魅力について熱く語っていました。
櫻井さん「もしかして…、すごく深い作品なのかも!?」
©赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019
本編を何度か観たという櫻井さんが「すげー、深い作品なのかもってついに思い始めました」とコメントすると、「え?!」と驚いた様子を見せるキャスト陣。福山さんが「収録のカオスを思い出して!」と訴えると、「考え過ぎかもしれない。あまりよくないコンディションなのかな、俺(笑)」と返答し、会場の笑いを誘います。
©赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019
中村さんは「僕は1回しか観ていないので、まだその境地に至っていません」と笑顔でコメント。続けて「でも、櫻井さんがそういう風に感じたと言うことは、2回、3回で味わいが出てくるのかな?」とじっくり考えている様子を見せると、神谷さんから「そういう感想はあとでゆっくり話そう!」とツッコミが入る場面も。トークでもコンビネーションの良さがしっかり伝わってきました。
神谷さん「思い出すだけで疲れる現場」
©赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019
劇場では週替わりの前説劇場も上映中。こちらの収録があったこともあり、アフレコの思い出は「相当疲れた」だと振り返る神谷さん。「思い出すだけでも疲れるアフレコでしたが、うっかりいい作品になっています」と笑顔でコメントしていました。
福山さんは「テレビで冒頭だけオンエアされていましたが、ちょっと印象が違うなと感じました」と前置きし、「観る環境や誰と観るかによって印象が違うのかもしれません」ときれいなコメントでまとめます。するとバトンを渡された小野さんは「そんなちゃんとしたコメント言うんだ!?」と困惑した様子を見せます。
そして、「すごく楽しかったです。全部盛りです」と感想を述べると、この日小野さんとコンビで舞台挨拶を回る予定の入野さんが、「この後、大丈夫ですかね?!」と不安そうな表情を浮かべる場面も。キャスト陣から「入野くんにかかってる!」と励まされると、会場からも「がんばってー」の声とともに拍手が送られていました。
6つ子キャストの気になるキャラクターは?
©赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019
劇場版に登場する気になるキャラクターについて、福山さんは「1シーンしか出ていないけど、石油王です」とマニアックな回答で他のキャスト陣を唸らせます。櫻井さんが「やっぱり、ダヨーンかな」とコメントすると、すかさず入野さんが「グロテスク過ぎた」と振り返り、中村さんも「気持ち悪かった」と続きます。櫻井さんが「あのシーンは、『気持ち悪い』と言っていいんですよ」と会場に呼びかける場面も。気持ち悪いシーンで「必要だったのか?!」というコメントもありましたが、記憶に残るシーンなのでぜひ本編でチェックしてくださいね。キャスト陣から注目を集めていた、18歳のチョロ松の高い声もお聞き逃しなく!
最後の挨拶で櫻井さんは「最初のシーンを見落とさないように」と前置きし、「このシーンにはどんなメッセージが込められているのかと考えると、もう沼にハマっちゃっている状態です。そうやって掘り下げるものひとつの楽しみ方だと思います。要するに、何回か観て楽しんでください」と笑顔でコメントし、イベントを締めくくりました。
6つ子キャスト勢揃い! 笑いの絶えないイベントに!
[作品情報]
劇場版『えいがのおそ松さん』
◉大ヒット上映中
◉配給:松竹
◉公式サイト:osomatsusan-movie.com
◉公式Twitter:@osomatsu_movie
◉©赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019
取材・文/タナカシノブ