若き日のダンブルドアも登場！物語はよりダークな世界へ『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』

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Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.

世界中でファンタビ現象を巻き起こした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』から2年。早くもファンタビ最新作がやってきました！

ハリー・ポッター魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』には、若き日のダンブルドア校長や最強の敵・グリンデルバルドが登場し、物語はさらにスケールアップ！　そしてダークな世界へ……。全5部作になるという「ファンタビ」シリーズからますます目が離せません。

ハリー・ポッター魔法ワールド最新作

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』

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主人公は、ホグワーツ魔法学校の卒業生で魔法動物学者のニュート・スキャマンダー（エディ・レッドメイン）。本作では脱獄した“黒い魔法使い”グリンデルバルド（ジョニー・デップ）を捕まえるべく、仲間そして魔法動物とともにパリへ向かいます。

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ダンブルドア（ジュード・ロウ）から「黒い魔法使いを倒せるのは君だけだ」と託されたニュートに、どんな危険が待ち受けているのでしょうか。仲間たちとともにこの最大の危機から、世界を救うことができるのでしょうか！？

1927年のアメリカが舞台

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「ハリー・ポッター」シリーズは、ハリーたちがホグワーツ魔法魔術学校に入学するところからスタートし、舞台は1991年のイギリスです。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は、そこから遡ること64年。1927年のアメリカを舞台に描かれています。ハリーたちがホグワーツで教科書として使っている『幻の動物とその生息地』の著者は、魔法動物学者であるニュート！　などをはじめ、さまざまな繋がりが観られるのも、「ファンタビ」シリーズの魅力です。

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ちなみに、若き日のダンブルドアが描かれていますが、ハリーたちがホグワーツに入学したときのダンブルドアは110歳だったので、最新作で描かれるダンブルドアは46歳ということになります。

物語はよりダークに、そして複雑に絡み合う！

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前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、シャイでおっちょこちょいというニュートの性格、そして不思議な魔法動物の存在もあり、明るく楽しい雰囲気で描かれていましたが、最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は物語が進むにつれ、よりダークな展開に。

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物語をダークそして複雑にするキーパーソンとなるのが、“黒い魔法使い”グリンデルバルドとクリーデンス（エズラ・ミラー）です。「ハリポタ」シリーズのハリーたちのように、大人に守られながら魔法世界で学び、成長しながら冒険を繰り広げる世界観とはちょっと違い、主人公たちがすでに大人であることも物語に深刻さをプラスしているように感じます。

「ファンタビ」の物語を経て、「ハリポタ」の世界へと繋がる……。2年ごとに新作が公開されるという今後の展開から目が離せません。

文／タナカシノブ