2018.11.08
©サイコパス製作委員会
10月25日(木)から11月3日(土・祝)に開催された第31回東京国際映画祭にて、特別招待作品としてプレミア上映された『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』の舞台挨拶が開催され、狡噛慎也役の関智一さん、宜野座伸元役の野島健児さんと塩谷直義監督が登壇しました。
大人気シリーズの新作発表ということもあり、大いに盛り上がったスペシャルなイベントの様子をレポートしていきます!
映画『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』
「サイコパス」シリーズ、New Project始動!
ワールドプレミア上映の舞台挨拶に登壇した野島健児さん、関智一さん、塩谷直義監督
2015年1月に公開された前作『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』から3年半以上を経てのNew Projectが始動します。2019年1月より連続公開される3作品は、霜月×宜野座、須郷×征陸、そして狡噛の5主要キャラクターにフォーカスした作品となります。
ワールドプレミアとなるこの日に上映されたのは、2019年1月25日(金)より公開の『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰』と2月15日(金)より公開の『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian』の2作品。3月8日(金)より公開となる『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3恩讐の彼方に__』は現在、絶賛編集作業中とのことでした。
関智一さん「僕の仕事は終わってます(笑)」
3作目編集中と語る塩谷監督の話に耳を傾ける野島さん、関さん
舞台挨拶は上映前に開催され、塩谷監督は「まだ、終わっている感じがしません。というのも、まだCase.3が作業中なんです」と、現在も3作目が製作中であることを明かしていました。アフレコは終了しているとのことで、関さんは、「完成品を見るまでが仕事かなと思っていますが、僕の仕事はもうすべて終わりました」と微笑みます。野島さんも「僕はもう昨年の6月くらいには終わってます」とこちらもニッコリ。
アフレコはすでに終了しているとニッコリする野島さん、関さん
今回の3作品は主要5キャラクターにフォーカスした内容となります。塩谷監督は、「サブタイトルの“Sinners of the System”には、サイドストーリー(Side Story)のSSという意味もあります。これまでよりも、もっとキャラクターに絞ったところに焦点を当てたストーリーを作りたかったんです」語ってくれました。
関さんの悪だくみにステージ上がざわつく?!
関さんの発言に笑いが止まらない野島さん
上映前のイベントということもあり、観客がストーリーを知らないことが明かされると、関さんは「僕は今、皆さんの今日の楽しみを一瞬にしてぶち壊すことができるんですね」とニヤリ。関さんの悪だくみを察知したMCが慌てて「できるでしょうけれど、やめてください。場合によっては関さんを監禁します!」と切り返す場面では、会場が大きな拍手と笑い声に包まれます。
脚本を受け取るところからジェスチャー付きで解説する関さん
「サイコパス」シリーズはとにかく脚本の出来が素晴らしいということで、脚本を受け取った時の感想について訊かれた関さんは、「心待ちにしている続編だったので、まずは脚本の重みを受け取って…」とパフォーマンス付きで解説をスタート。
さらに、「しばらく読まずに脚本を熟成させるんです。そして、少し気持ちが落ち着いた状態で、1ページずつ紐解いていきます」と説明。すると、野島さんも「すごくわかります。大事な作品ほどその日のうちに脚本を開くことはありません」と納得した様子を見せていました。
この日のイベントでは、キービジュアルも初公開!会場に集まったファンから大歓声が上がり、期待値の高さがうかがえます。絶賛編集中の『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3恩讐の彼方に__』まで、まだまだ「サイコパス」から目が離せなそうです。大人気シリーズのNew Projectなので、今後も最新情報を順次公開していきますので、お楽しみに!
[作品情報]
『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』
◉2019年1月25日(金)より連続公開
◉配給:東宝映像事業部
◉公式サイト:psycho-pass.com
◉©サイコパス製作委員会
取材・文/タナカシノブ