2018.10.02
左から佐藤利奈さん、堀江一眞さん、小林沙苗さん、井上和彦さん、神谷浩史さん、高良健吾さん、島本須美さん、バイきんぐの小峠英二さん、西村瑞樹さん
2008年に第1期の放送がスタート。2017年の第6期まで継続した人気テレビアニメシリーズ『夏目友人帳』。放送開始から10年目となる2018年、いよいよ劇場版がスクリーンに登場です。
公開初日となる9月29日には、東京・新宿バルト9にて初日舞台挨拶が行われ、声優の神谷浩史さん、井上和彦さん、小林沙苗さん、堀江一眞さん、佐藤利奈さんらレギュラーキャスト陣と、ゲスト声優として参加したお笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二さん、西村瑞樹さん、声優の島本須美さん、俳優の高良健吾さんが登壇しました。
『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』初日舞台挨拶
ニャンコ先生の可愛さ全開!
笑顔あふれる舞台挨拶の様子
神谷さんはニャンコ先生を、井上さんは3つに分裂したニャンコ先生1号、2号、3号のぬいぐるみを手にステージに登場。井上さんが、分裂したバージョンのニャンコ先生の可愛い声であいさつすると、会場は「かわいいーー」という歓声と大きな拍手に包まれました。
10年という長きに渡り愛され続けるアニメシリーズ『夏目友人帳』の魅力について、井上さんは自身が演じる“”ニャンコ先生“だと即答しながらも、神谷さんの“優しい声”にあることを力説。これに対し、神谷さんはニャンコ先生の可愛さにあると説明。たくさんグッズも出ているし、街のあちこちでよく見かけると、ニャンコ先生の人気の高さを認めていました。
高良健吾さんのカッコよさを絶賛!
カッコよすぎてヤバイ!と褒められ照れまくる高良さん
本作のテーマは「出会いと別れ」。MCから「忘れられない出会いと別れ」について質問された神谷さんは、『夏目友人帳』との出会いは外せないとニャンコ先生のぬいぐるみをまじまじと見つめます。さらに、初対面だという高良さんについては、本物のかっこよさはヤバイと絶賛し、彫刻のような顔に惚れ惚れしたことを明かしていました。高良さんが恥ずかしそうにうつむいている隣で、母親役を演じた島本さんが誇らしげにしている様子がとても印象的でした。
高良さんの顔を見つめる神谷さん
高良さんが褒められるたびにうれしそうに微笑んでいた島本さんですが、バイきんぐの2人に対するツッコミは誰よりも鋭く、面白いと褒められる場面も。特に、小峠さんのハゲネタのいじり方はMCから「どの芸人よりもいじる!」とコメントされるほどでした。
俳優が声優をやることの意味を考えた
アフレコの様子を振り返る高良さん
本作に出演した感想を訊かれた高良さんは、「俳優が声優をやることに思うことはあるけれど…」と前置きし、続けて「『夏目友人帳』は好きな作品だったし、せっかくいただいた話なので、参加するなら“俳優が声優をやる意味はなんなのか”と考えながらやらせていただきました」と振り返ります。さらに「声を絵に合わせていくという作業はとても難しかったけれど、楽しかったです」とニッコリ。
高良さんを”優しい息子”と誇らしげに話す島本さん
また、映画の舞台のモデルとなった熊本県の魅力について質問された高良さんは「熊本の魅力は“人”です。僕は熊本の人が本当に好きなんです」とコメント。さらに、祖母が住んでいる阿蘇については「地球を感じることができる場所です。温泉もあるし、素敵な場所なので…行ってみてください」としっかりアピールしていました。
島本さんの鋭いツッコミに笑いが止まらない神谷さん、高良さん
締めのあいさつで、神谷さんは本作の魅力を“いつの時代にも受け入れられる作品”とし、今までもそしてこれからも愛され続ける作品だと話し、イベントは幕を閉じました。『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』は大ヒット公開中。ニャンコ先生の可愛すぎるグッズも、ぜひチェックしてみてくださいね。