2018.07.21
7月20日(金)より上映がスタートした細田守監督最新作『未来のミライ』。甘えん坊の4歳の男の子「くんちゃん」とくんちゃんをお兄ちゃんと呼ぶ、未来からやってきた「ミライちゃん」の“きょうだい”のちょっと変わった物語です。
関連グッズやさまざまなイベントで夏を盛り上げている『未来のミライ』から、関連絵本4冊が発売されることになりました!贈り物にもとってもおすすめな4冊です。
くんちゃんの読み聞かせ絵本『オニババ対ヒゲ』
©Mamoru Hosoda 2018 ©tupera tupera 2018 ©2018 スタジオ地図
まず1冊目は、『オニババ対ヒゲ』。本編中で、主人公のくんちゃんが妹のミライちゃんに読みきかせる絵本です。
映画「未来のミライ」で、くんちゃんが『オニババ対ヒゲ』を読み聞かせるシーン。
実は、この劇中絵本は、細田監督と、人気絵本作家tupera tuperaが映画のために制作したもの。オニババにひどい扱いをされるヒゲが、めげることなく様々な反撃に出ていく姿を描いています。本編でのくんちゃんの読み聞かせシーンと合わせてぜひ、チェックしておきたい作品です。
くんちゃん、はじめての気持ちをどう乗り越える?!『ミライちゃん、すきくないの』
©Mamoru Hosoda 2018 ©Hiroyuki Aoyama 2018 ©Kana Niwa 2018 ©2018 スタジオ地図
2冊目は『ミライちゃん、すきくないの』です。妹のミライちゃんが誕生し、親を取られてしまった!という感情を抱く、くんちゃん。親の愛を奪う存在であるミライちゃんに対してくんちゃんが抱く、初めての気持ち「すきくない」。そんな感情をくんちゃんがどのように乗り越えて成長していくのかを描いています。
『ミライちゃん、すきくないの』中面
©Mamoru Hosoda 2018 ©Hiroyuki Aoyama 2018 ©Kana Niwa 2018 ©2018 スタジオ地図
映画の絵本版『角川アニメ絵本 未来のミライ』
(C)2018 スタジオ地図
3冊目は『角川アニメ絵本 未来のミライ』。こちらは、映画『未来のミライ』本編の内容が絵本になっている一冊で、『時をかける少女』からシリーズ化されています。映画の予習、復習用として持っておきたい1冊です。
©2018 スタジオ地図
そして!電車好きの子どもたちに、ぜひおすすめしたいのが『くんちゃんのでんしゃノート』です。電車大好きなくんちゃんが『未来のミライ』に登場する電車を教えてくれる絵本になっています。電車に関する豆知識もたっぷり詰まっていて、電車好きの子どもたちをワクワクさせること間違いなしの一冊となっています。くんちゃんと一緒にもっともっと電車にくわしくなって、電車博士を目指しちゃいましょう
『くんちゃんのでんしゃノート』のみ発売日は8月2日となります。そのほかの3冊は映画公開日と同じ7月20日発売です。映画『未来のミライ』をさまざまな視点から楽しめるおすすめの4冊。ぜひ、チェックしてみてください。
[作品情報]
『オニババ対ヒゲ』
◉作:tupera tupera 細田守
◉7月20日(金)発売予定/1,500円+税
◉商品ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321803001082/
『ミライちゃん、すきくないの』
◉原作:細田守 絵:青山浩行 文:にわかな
◉7月20日(金)発売予定/1000円+税
◉商品ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321804000590/
『角川アニメ絵本 未来のミライ』』
◉原作:細田守
◉7月20日(金)発売/1600円+税
◉商品ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321804000608/
『くんちゃんのでんしゃノート』
◉原作:細田守
◉8月2日(木)発売予定/900円+税
取材・文/タナカシノブ