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ワケあり不動産屋のオダギリジョーが怪しすぎる!映画『ルームロンダリング』

ライフスタイル

2018.07.21

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©2018「ルームロンダリング」製作委員会

 

“ルームロンダリング”とは、ワケあり物件に住み、その履歴を帳消しにするという秘密のお仕事。

 

主人公の御子は、叔父にすすめられ“ルームロンダリング”のアルバイトをしています。幽霊が見える御子は、行く先々で幽霊と奇妙な共同生活を送ります。そこで、この世に未練タラタラな幽霊たちのお悩み解決に奔走していきます。幽霊、ワケありといったキーワードが並びますが、ハートフルな心温まる物語です。

 

個性溢れる幽霊たち

 

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©2018「ルームロンダリング」製作委員会

事故で父を、失踪で母を失った主人公・御子(池田エライザ)は、祖母の元で育てられました。祖母が亡くなると、不動産屋を営む叔父・悟郎(オダギリジョー)に引き取られます。叔父は、住む場所とアルバイトを斡旋してくれるのですが、その仕事内容はちょっと変わっています。

 

ルームロンダリングとは、マネーロンダリングの住居版です。自殺や殺人で住人が死んでしまった部屋、いわゆる事故物件に一定期間次の住人が住み込むことで、その物件は“通常の物件”と生まれ変わります。ワケあり物件を浄化することで、次の住人に貸し出す。この浄化が御子のお仕事なのです。

 

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©2018「ルームロンダリング」製作委員会

ワケあり物件を転々とする御子は、個性的な幽霊(元住人)たちに出会います。風呂場で自殺した津軽弁のパンクロッカー、刺されて死んだコスプレ好きのOL、カニの仮装をした小学生など。一筋縄ではいかない、この世に未練タラタラな幽霊たちのお悩み相談を受けるのですが…。

怪しさ全開のオダギリジョー

 

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©2018「ルームロンダリング」製作委員会

ド派手なシャツにグレーのスーツ、ボサボサ頭にサングラス。見るからに怪しげな不動産屋の叔父・悟郎を演じるのはオダギリジョー。ルームロンダリングの斡旋だけでなく、不法滞在している外国人に偽造バスポートを売ったり、サッカー少年を使うという強引な方法で立ち退きを迫ったり…と、仕事内容も怪しげなものばかり。

 

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©2018「ルームロンダリング」製作委員会

「この叔父さん、何かある!」と感じさせる登場シーンから目が離せません。出演シーンはそれほど多くないのですが、存在感は抜群。タバコ片手に名曲「お富さん」を口ずさんだり、サングラス姿でアヒルのランプを小脇に抱えて佇んだり…。不思議な雰囲気を漂わせる悟郎ですが、いい加減そうに見えて実は姪っ子&家族想いというキャラクターに心温まります。

夢に向かって動き出す

 

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©2018「ルームロンダリング」製作委員会

母親の失踪により、自分は親からも見捨てられた価値のない存在と思い込んでいる御子。自分の殻に閉じこもり、周囲の人々とは交流をしません。ルームロンダリングの際には「隣人との交流はご法度」、とされていることもその理由の一つですが、人と関わろうという気持ちも勇気もないのです。

 

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©2018「ルームロンダリング」製作委員会

すべては自分の持つ特殊能力のせい…と塞ぎ込んでいるのですが、この世に未練のある幽霊たちとの交流を通して、自分にしかできないことに気づかされます。特殊能力の“せい”ではなく特殊能力の“おかげ”で自ら行動を起こすことになるのです。いよいよ、御子の人生が動き出します。

 

映画に続きドラマ化も決定!

 

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©2018「ルームロンダリング」製作委員会

映画公開初日の舞台挨拶で、テレビドラマ化も発表された本作。ドラマ版で御子が出会う幽霊たちも、楽しみですよね。

 

本作の片桐健滋監督は、映画『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督の大ファン。赤や緑を基調にした御子の衣装や、どんなときも手放さないアヒルのルームランプは、『アメリ』へのオマージュなのだそう。グリーンのワンピースに赤のロングコート、大きなヘッドフォン。ファッションや小物にも注目です。

 

ワケあり、事故物件、霊といったキーワードが出てくるのでオカルト映画?と思いきや、心と心の交流が描かれたハートフルなコメディ作品です。

 

夏といえば幽霊モノ!今年の夏は、「ゾクッ」ではなく「クスッ」となるひと味違ったオカルト映画をチョイスしてみませんか。

 

[作品情報]

『ルームロンダリング』

◉公開日:7 月 7 日(土)より新宿武蔵野館、渋谷 HUMAX シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー

◉配給:ファントム・フィルム

◉©2018「ルームロンダリング」製作委員会

◉公式サイト:roomlaundering.com

文/タナカシノブ

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