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「いいねを押すのはマナーでしょ!」SNS疲れを加速させるママ友からの価値観の押しつけに警鐘

ライフスタイル

2019.01.15

190109insta01デジカメや高性能カメラを備えたスマートフォンの普及で、利用者が急増している「インスタグラム」。日常風景や“インスタ映え”を意識した投稿など使い方は様々ですが、いっぽうで承認欲求など過度な期待がユーザーを苦しめているようです。

 

「いいね!」しないのはマナー違反!?


先日とある掲示板で、仲良くしているママ友への不満を綴った投稿が話題になりました。そのママ友は「言いにくいんだけど」と前置きしつつ、「インスタグラムで相互フォローしているのに、“いいね!”してくれないのはマナーがなってない」と注意してきたそう。

 

ママ友曰く動画の再生回数が増えているので「見てるはず」と決めつけ、「見たら足跡を残すべきじゃない?」というのが言い分でした。投稿者はその場で「分かった」と了承したものの、あとあと考えると気持ちがモヤモヤ。些細なことで文句を言われ、「フォローなんてしなければよかった」とまで記しています。

 

投稿者にとってインスタグラムでいいねボタンを押すのは、あくまでインパクトの強さや興味がある場合に「いいね!」と思ったときのみ。フォローしている人全員にいいねを押すわけでないのに「いいね!」を強要されていると感じ、「インスタ自体を見るのも嫌になってきました」「個人の価値観を押しつけてくる人にどう対処すればいいですか?」と問いかけました。

 

独自ルールの強要に驚きの声が続出!


“投稿を見たら「いいね!」ボタンを押すのがマナー”という独自ルールの押しつけに、驚きを隠せないユーザーが続出。投稿者に対して「そんなマナー聞いたことがありません。私もいいねを押すのは面白いと思った投稿だけ」「どう考えても投稿者さんが常識人だと思うんだけど…」「自分からいいね押してなんて求める人、正直有り得ない」と同情の声が多く寄せられています。

 

いっぽうで寛容派の意見も見られ、「大げさに考えず軽い気持ちで押せばいいのでは?」「確かに面倒くさいなぁと思うけど、同情のつもりで気休め程度のいいねを押したりします」「見たときには押すけどコレクションに興味ない写真が増えるのはイヤなので、あとでこっそり取り消してます(笑)」といった声が。

 

なかには「そんなことで悩んでいたら疲れるだけ」と注意喚起する声もあり、ほかに「揉めるようならスパッと見るのをやめちゃえばいい」「こんなことがあるからSNSって疲れるんですよね。私なら即フォローを外します」という意見が噴出。不要な悩みを抱えて“SNS疲れ”に陥らないよう、どこかで割り切る必要があるのかもしれません。

 

中高年の間で急速に広がる“SNS疲れ”


スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView」のデータによると、2016年のインスタグラム利用者は18歳から34歳が圧倒的だったものの、2017年には29歳以下が360万人、40代から50代は408万人と増加。それに伴い、SNS疲れや鬱を起こす中高年が急増しているとも言われています。若者はアカウントを複数所有してSNSごとに内容を変えたり、「いいね!」に過度な期待をしなくなるなどSNSに順応。いっぽう中高年は知識がまだ乏しいため、うまく対処できていないそう。

 

有名ゆえにSNSで心ない声や誹謗中傷を浴びやすいのが芸能人。フリーアナウンサーの高島彩さんが10月に「負の感情を生む場所になってしまっては悲しい」としてインスタグラムからの撤退を発表したばかり。また女優の石田ゆり子さんも、8月に「ここ最近、SNSというものの良さも悪さもひしひしと感じます」「最近やはり疲れてきたのは事実です」とコメントして話題を呼びました。

 

SNSも立派なコミュニケーションツールのひとつ。自分本位の考えにならないよう、相手を思いやる気持ちで使いこなしたいですね。

 

文/河井奈津

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