ネット社会がクレーマーの声を大きくした?


女性の対応には共感する人が多く、「店側の落ち度を教えているだけだから、正しい行動だったと思うよ」「今回のケースは、むしろ店側にとってもありがたいクレームなのでは?」「その場で食い下がっても良かったかもね。明らかに店員の過失だし」といった声が相次いでいました。

 

するとネット上では、悪質なクレームとそうでないクレームに対して議論が白熱。「些細なことでグチグチと大袈裟に騒ぎ立てるとか、店の落ち度ではないことでイチャモンをつけるなら悪質」「利用者が問題点を指摘して改善されれば、多くの人がより気持ちよくその企業のサービスを利用出来るようになる。結果としてその企業も潤うことになるし、基本的にクレームを入れるのはいいことでしょ」「店側は『クレームを入れて頂きありがとうございます』って姿勢じゃないとダメだよな」など様々な意見が。

 

SNSの普及により、近頃は利用者がネット上にクレームを拡散するケースも少なくありません。中には「SNSでクレームを拡散すると、伝言ゲームみたいに真実とは違った事実が広まってしまうこともある」と指摘する人も。企業にとって世間のイメージは、業績にも大きく影響してくる要素の1つです。悪質なクレームとはどういうことなのか、一度考えてみるのも良さそうですね。