注目のキーワード

注目のキーワード
コピーしました
お使いの端末は
この機能に対応していません

香典返しがないのは失礼!? 葬儀のマナーにまつわる議論が話題

ライフスタイル

2018.08.11

2019.12.02

20180809kouden01

近しい人が亡くなった際、通夜や葬儀には香典をもって参列するのがマナー。喪主は参列者の気持ちを受け取ってお返しをするのが通例なのですが、時代と共に香典と香典返しのマナーが変化しているようです。

 

香典返しが無いのはマナー違反?


葬式の香典返しについて、ネットの掲示板にある疑問が投稿されました。投稿者の女性はお世話になった人が亡くなったという知らせを受け、香典を持参して葬儀に参列。後日、喪主から四十九日の挨拶状が届いたのですが、挨拶状には「地区の生活改善のため香典返しはご辞退させて頂きます」という文言が。投稿者は「決してお返しが欲しいわけではありませんが、物事の通りとしてちょっと不信に思った次第です」と考えを述べています。

 

この投稿をきっかけに、香典返しについてさまざまな意見が。「大変な時にわざわざ返してもらうのは申し訳ない」「一言断りがあったならお返しが無くてもいいと思う」「こちらから気持ちとして渡すのだから、香典返しはいらない」「どうせお返しで貸し借りなしになるなら最初からいらないのでは?」と、大半の人が香典や香典返しは不要だと考えているようです。

 

また、葬儀をあげた経験がある人からは「多額の香典を貰ってしまってお返しに困った」「お返しが出来ないことをあらかじめ伝えて香典は受け取らない」などの意見も。葬儀のマナーが地域ごとで異なる場合もあり、マナー違反だと感じることも人によって様々であることが分かりました。

地域ごとに決められた冠婚葬祭のルール


地域によっては、「新生活運動」や「生活改善運動」という名目で冠婚葬祭のルールが決められているところがあります。この運動は住人同士の交流の中で負担になってしまうことを簡略化し、不要なトラブルや揉め事を避けるための活動です。

 

一般的な香典の金額は、5000円から2万円ほど。喪主はその半額ほどの金額を香典返しとするのですが、生活改善運動では香典返しをせずに初めから香典の金額を引き下げるように推奨されています。香典返しの代わりとなる返礼品が用意されている場合もありますが、お茶や粗品といった簡素なものがほとんど。花輪や供物、参列者の食事についても簡略化を薦められていることが多く、親族も参列者も負担が減るため各地方で定着しつつあるようです。

 

ちなみにこの運動は葬儀だけでなく、結婚式や病気見舞い、その他お祝い事についても取り決めがあります。いずれもお返しやお礼にまつわる決まり事になるので、離れた地域に親戚や友人がいる方はあらかじめ調べておくといいかもしれませんね。

取材・文/牧野聡子

あなたにオススメの記事

ライフスタイルテーマ : 【マナー】その他の記事

マナー
もっと見る