ママだってストーカー被害にあう

SNSでは大人でも怖い目に合うことがあります。

 

2019年9月、アイドル活動をするママがSNSに投稿した自撮り写真が原因でストーカーに襲われる事態となりました。特定された原因は、瞳に映り込んだ景色です。

 

犯人はSNSの顔写真の瞳の部分から駅の景色を確認し、Googleの「ストリートビュー」を使って最寄り駅を特定しました。そして、駅で待ち伏せ、あとをつけて被害女性の自宅マンションを知りました。さらに、女性が動画配信を行っている背景からフロアを突き止め、その階すべてのチャイムを押していったところ、配信中の女性がチャイムの音に反応、部屋を割り出したのです。

 

もちろん、女性に落ち度があるわけではありませんが、それだけ情報を提供してしまっていたとも言えます。スマホのカメラが高性能になったことも原因でしょう。こんな執念を持つ人がいて、特定にまで至ることはまれだと思いますが、実際に起こっている事件です。

安心してSNSを使うためにはどうすべきか

とはいえ、SNSは楽しいもの。楽しく活用するにはどうすればいいのでしょうか。

 

まず、公開範囲を限定することです。SNSは、アカウントを非公開、または投稿を友達限定にすることができます。なるべく「閉じた」状態で、信頼できる人にだけ画像や動画をシェアするようにします。

 

次に、子供の顔はスタンプやぼかしを入れて隠しておきましょう。変質者に狙われる、もしくは勝手に利用される危険性が減ります。子供が大きくなったとき、本人の意思と関係なく自分の顔がシェアされていたと知ったら嫌がるかもしれません。

 

それでももし、画像や動画を勝手に使われてしまったら、掲載されているサイトや運営会社に申告しましょう。相手の投稿を削除するなど、対応してもらうことができます。

 

また、プライバシーを守るために、画像や動画は投稿する前に入念にチェックしてください。文字と違って、画像や動画は意図していない情報が入りやすいのです。つい見て欲しいところだけに注目してしまいますが、画像を拡大しながら、誰が見てもおかしいところはないか、個人情報が漏れていないかを隅から隅まで確認します。動画もスマホを横にするなどして、大きい画面で確認するといいですね。

 

個人情報を出さないよう気をつけながら、SNSと上手に付き合っていきたいですね。

 

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文/鈴木朋子