座ってほしくない場所は男女によって違う?

トナラーにまつわるエピソードが多く寄せられていましたが、今回はその中から「電車」でのケースに注目。トナラーを嫌がる人が多い一方で、「トナラーよりも前に立たれるほうがイヤ!」「電車ではトナラーに限らず、ストレスが溜まることが多い。男性特有の足を広げて座る“マンスプレッディング”も迷惑だよね」という声も上がっていました。

 

ネット上で様々なアンケートを行うクリエイティブサーベイ株式会社は、以前「電車内のモラルに関する調査」を実施。電車内車両の真ん中に自分が座っていると仮定して、“座ってほしくない(立ってほしくない)場所は?”とたずねていました。男性は「左右に座ってほしくない」、女性は「前に立ってほしくない」との回答が多く寄せられています。

 

また昨年2月に放送された『垣花正あなたとハッピー!』(ニッポン放送)では、「どうして隣に来られると嫌なのか」という疑問について解説していました。番組によると人間にはパーソナルスペースという“他人に侵害されたくない自分の空間・縄張り”が存在します。基本的に人の45cm以内へ近寄ってもいいのは、家族や恋人などの親しい人だけ。一方で親しくない人が45cm以内に近づくと不快に感じるそうです。

 

トナラー行為をされると、ときに鬱陶しく感じるもの。空きが目立つ場合は、ほど良い距離感を保ってほしいですね。

 

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文/内田裕子

参照/クリエイティブサーベイ株式会社「電車内のモラルに関する調査」https://creativesurvey.com/news/news_77