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緊急事態!いまさら聞けない香典マナー

ライフスタイル

2019.07.25

訃報は、ある日突然届いてしまうものです。そのため、香典のマナーを誰かに確かめる間もなく、対応を迫られてしまうこともあります。

いざという時に慌ててしまうことのないように、香典のマナーについて確認しておくことにしましょう。

 

◆香典とそれにまつわる習慣

まずは、香典とそれにまつわる習慣について簡単にチェックしておきましょう。

香典は、亡くなられた方に対してお供えする物で、線香やお花、抹香に代わるものになります。

日本では古くは弔問に訪れた方たちに残された家族や親族が、食事を振る舞うという風習がありました。こうした風習による家族や親族の金銭的負担は大変大きいものでした。

やがて、弔問に訪れた方たちやお坊さんへの食事を振る舞うのは隣近所の住民が行うようになり、残された家族や親族は故人の喪に服すというスタイルに変化しました。

こうしたスタイルの大きな変化は、近隣に住む者同士の助け合いという考えが根付いたことによるものと言われています。

現代では、香典として現金を渡す習慣がありますが、葬儀の費用を軽減するための相互の助け合いという意味合いが残っているためと言われています。

 

◆香典のマナー

それでは、香典にはどんなマナーがあるのか調べてみましたので、実際に香典をお渡しするまでの手順に従ってお伝えしたいと思います。

Step1:宗派・宗教を確認する

香典を用意する時に、最初に確認する必要があるのは亡くなられた方の宗派・宗教を確認することが大切です。

香典袋(不祝儀袋)の表書きは、宗派・宗教によって違って来ます。浄土真宗を除く仏式の場合は「御霊前」、「御香典」、浄土真宗の場合は「御仏前」、「御香典」になります。仏式であることが分かっていても宗派が分からない場合は「御香典」と書かれることをおススメします。

キリスト教の場合、宗派が分からない場合は「お花料」と書かれると良いでしょう。神式の場合は「玉串料」、「御饌料」などになります。

ちなみに、蓮の花模様がデザインされた香典袋は仏式にしか使えませんので、注意が必要です。

Step2: 香典の相場

亡くなられた方との関係によって香典の金額が違って来ますので、香典の相場を確認しましょう。親族で近しい間柄になるほど、香典の相場は高くなって来ます。兄弟姉妹・両親の場合は5万円~10万円、親戚は1万円~5万円が相場と言われています。

仕事関係や友人・知人の場合は5千円~1万円が一般的なようです。

また、香典の金額は、立場や親しさの度合いになどによる部分が大きいと言えるため、相場に大きな開きが出て来てしまいます。

 

Step3: 香典金額に応じた香典袋を用意する

香典袋の表書きと香典袋は宗派・宗教によって違って来ることはStep1で説明した通りですが、香典金額によって香典袋は違って来ます。

5千円以下の場合は水引が印刷された略式袋、1万円~2万円の場合は白黒あるいはシルバーの7本~10本の水引のものを用意しましょう。

3万円~5万円の場合は10本以上のシルバーの水引の香典袋が良いでしょう。

大切なポイントは香典の金額と香典袋の釣り合いが取れているかどうかということになります。10本以上のシルバーの水引の香典袋に香典金額が5千円という組み合わせではバランスが悪いためNGになります。

Step4: 香典袋の書き方

香典袋の書き方には、宗派・宗教による表書きの違い以外に共通のマナーがあります。

薄墨を使って書くようにしましょう。薄墨を使うのは、悲しみで涙があふれて墨が薄まってしまったということを表現するためです。

表書きは水引きの上部に、氏名は水引の下部にフルネームで書くようにしましょう。連名で書く場合は、目上の人を右から順番に記載します。人数が3名以上の場合は○○一同と記載して、便せんなどに賛同者全員の氏名を記載して同封するようにしましょう。この場合も目上の人を右から順番に記載します。

中袋に香典金額、住所、氏名を記載します。中袋が無い場合は、香典袋の裏側に記載するようにしましょう。金額は金壱萬円のように旧字体で記載するのがマナーとされています。

Step5: 香典袋のお金とお金の包み方

香典袋にお金を包むにはマナーがありますので、シッカリ覚えておきましょう。

まずは、新札でないお札を用意してお札を同じ向きに揃えて中袋に入れます。新札しかない場合は折り目を一度つけてから使うようにしましょう。新札を使うことがNGとされるのは、新たに不幸事が起こらないようにという意味が込められているからだそうです。

次に、中袋の表側を外袋の裏側の方に向けて置きます。

外袋の左右を重ねて、下側の部分を先に折り、上側の部分を折って下側の先を覆うようにします。この上下が逆になってしまうと祝儀袋の折り方になってしまいますので、注意が必要です。

 

Step6: 香典の渡し方

お通夜や葬儀の席での香典の渡し方についてお伝えしましょう。

ふくさに包んで香典を持って行くようにしましょう。弔事に使うことができるふくさの色はネイビー、グレーなどの寒色系の色か、紫色になります。ちなみに紫色は慶事でも使うことが可能です。

斎場に到着したら受付でお悔やみの言葉を伝えてふくさから香典袋を取り出して渡すようにしましょう。

香典には細かなマナーがたくさんありますので、いざという時にあわててしまうことのないようにマナーを覚えておくようにしましょう。

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