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「10連休 預け先無し 金も無し」哀愁感漂う句に共感せずにはいられない

ライフスタイル

2019.04.26

20190424senrixyu01日常生活の中で感じる、家庭内や職場でのふとした感情。喜びや疑問もあれば、皮肉もあるかもしれせん。そんな感情を、5・7・5の17音で表現した“川柳”が話題になっているようです。

 

ゴールデンウィークの“現実”が身につまる


「オリックス株式会社」が開催している、“働きながら子育てに奮闘するパパとママの日常”をテーマとした「オリックス 働くパパママ川柳」。4月15日に第3回入賞作品が発表され、ユーモアセンスや哀愁感あふれる名句が並びました。

 

栄えある「大賞」に選ばれたのは、「10連休 預け先無し 金も無し」(みんママ・36歳/女性)。今年ならではの“10連休”に着目して時代を反映しつつ、子育ての苦労も滲ませた一句ですね。

 

続いて「パパ目線賞」は、「お尻拭き 社では上司の 尻拭い」(SKかぴさん・38歳/男性)、「こどもたち パパで遊んで ママで寝る」(だんな・31歳/男性)、「テレワーク 親子で参加 web会議」(さすけ・40歳/男性)の3句。思わず「わかる!」と膝を叩きたくなる人も多いのではないでしょうか。

 

「ママ目線賞」も同じく3句で、「『ママ元気?』 AIしのぐ 感知力」(とるまりん・30歳/女性)、「繁忙期 麺・麺・丼・丼・麺・丼・丼」(高知ぜよ・40歳/女性)、「育休を 取った旦那に 手が掛かる」(てんとうむし・35歳/女性)。育休を取得しながら「手が掛かる」と言われては、立つ瀬がないですね…。

 

「子ども目線賞」に輝いたのは、9歳の姫さんによる一句「お年玉 買いたいものは パパの時間」。今回から新設された「じぃじばぁば目線賞」には、セイチャンさん(70歳・女性)の「いだてんか 保育所向かう 嫁の足」が選ばれました。

 

11歳・男の子の句が心強い!


「優秀賞」に選ばれた10句も力作ぞろい。たとえば子どもと過ごす日常の幸せを詠んだ句は、「アロマより 癒されるのは 子の匂い」(怪傑もぐり33世・48歳/男性)、「静けさや やっと眠った 天使撮る」(パパパ・36歳/男性)、「ポイポイと 靴落とす君 シンデレラ」(ママ鉄・30歳/女性)と心がほっこりする内容になっています。

 

家事や子育ての苦労を滲ませているのは、「インフルよ せめてママだけ 避けてくれ」(こうちゃんかいくん・42歳/女性)、「たまにはね 家事の有休 使いたい」(ヒリー・28歳/女性)などの句。そんな苦労を吹き飛ばしてくれる、ユウキくん(11歳)の「5年生 ぼくもはたらく かぞくです」という句は心強いですね。

 

共感性あふれる名句の数々に、ネット上では「お尻拭きと尻ぬぐいの発想が絶妙」「麺・麺・丼・丼・麺・丼・丼のリズムは切実な叫び声が聞こえてくるみたい」「ママさんの“家事にも有給を”という思いは身につまされます」「哀愁感漂う作品の選出が多いのは切ないですね」といった声が続出しました。

 

“ワンオペ”をポジティブに捉えた一句


第3回を迎えた「オリックス 働くパパママ川柳」ですが、過去にはどのような作品が大賞を獲得したのでしょうか。まずは第1回を振り返ってみると、なおみんさん(42歳・女性)の「カバンには パソコンスマホ 紙おむつ」。デジタル時代を反映しつつ、しっかり子育ての日常風景も映し出されていますね。

 

第2回はトミママさん(28歳・女性)の「ワンオペも 逆手に取れば ひとりじめ」。前年の「2017 ユーキャン新語・流行語大賞」に“ワンオペ育児”がノミネートされていて、時代性が現れた作品と言えます。同時に“子どもを独占できる”というポジティブな捉え方も清々しい一句となりました。

 

ママさんの川柳からにじみ出る、育児の気苦労。悲哀の一句を詠まれないよう、家事・育児に協力したいですね。

 

文/古山翔

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