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「〜ざます」を使うのはスネ夫のママだけ!? アニメや小説で気になる「実際使わない語尾」

ライフスタイル

2019.02.06

20190118gennjitu01人それぞれ話し方には“自分なりのクセ”がありますよね。言葉使いだけでなく、表情や目線にも各自の特徴は出てくるもの。今ネットで話題を集めているのは、アニメや小説に登場する人物が使う「語尾」のようです。

 

続出する“実際には使われない語尾”


「~わね」「~だわ」「~かしら」などは、アニメや小説で女性キャラクターがよく使う語尾。日本語として当たり障りはありませんが、ある男性は「こんな語尾使っているヤツ、現代にいねぇだろ」とツッコミをいれています。

 

この指摘に便乗する声は多く、「あと、『ざます』も絶対いない。どこの貴婦人だよって感じ」「『やったぜ!』って言う場面、40年生きてきたけど一度もなかったわ…」「『~じゃ』を使う仙人みたいな老人はどこの山奥にいるの?」「『なによ!』って女が絶叫するシーンに出くわしたら絶対笑ってしまう」などのコメントが相次ぐことに。

 

続々と“使われない語尾”が紹介されますが、中にはその理由を分析する人も登場。「思い当たるのは『ドラえもん』だよね。スネ夫のママが使ってた『ざます』の影響力がハンパないんだと思う」「『~だぜ!』はスポ魂漫画とかヒーロー物の影響が大きいはず」「人気ドラマで使われると、その語尾の認知度が一気に上がるよね」といった声が上がっていました。

 

フィクションにツッコむのは無粋!?


しかし一部のネットユーザーからは、「絶対に使われないとは言い切れないでしょ」と物申す発言が登場。「デヴィ夫人見たことないの? 普通に『かしら』とか『ですわ』を使ってるよ」「『~わね』はマツコが毎回使う語尾。現代で使われないっていうのは、ちょっと言い過ぎかな」「黒柳徹子もよく使うね。夫人キャラの人には普通の言葉なのかも」といった“例外”がピックアップされました。

 

話は展開し、「そもそも“現実世界”と“アニメの世界”は違っていい。違うからこそ楽しめるわけだし」「アニメのキャラクターがリアルに『ギャハハ』って笑ってたら、それはそれで冷める。“アニメっぽさ”も重要」「フィクションにツッコむのは無粋」という声も登場しています。また“話し方”以外にも、「語尾にツッコむってことは、キャラクターの髪型とか髪色も気になるってことだよね。アニメで全員黒髪だったら見る気になる?」と“アニメならではの魅力”を力説する人も。

 

アニメや小説では“現実とフィクション”を割り切ることが大切なのかもしれません。

 

「ざます」の由来は“山の手言葉”


スネ夫のママが使うことで認知度の上がった「ざます」。漠然と“昔の言葉”という印象がありますが、実際の語源はどこにあるのでしょうか。言葉の由来と発祥した地域について、代表的な説を見ていきましょう。

 

「ざます」は元々、「~でございます」を早口で話した言葉。「ございます」は東京・山の手地区発祥の「山の手言葉」と呼ばれていて、生まれは江戸時代にまで遡ります。特に時間やゆとりのある“夫人の間”で使われた、別名「ざあます言葉」。夫人の“上品な振る舞い”がイメージとして残り、今でも「金持ち」や「教育ママ」を表す言葉として使われています。

 

他には、「ごきげんよう」も代表的な「山の手言葉」の1つ。広辞苑によると「人と出会った時または別れる時に、健康を祝しまたは祈って言う挨拶のことば」を意味し、今でも「学習院女子高等科」や「フェリス女学院高等学校」では日常的な挨拶として使われるそう。

 

言葉は時代と共に変わっていくもの。アニメや小説で使われる“変わった語尾”も、「言葉の由来」に注目すればいつもと違った楽しみ方ができますよ。

 

文/河井奈津

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