2019.01.09
長崎県内の離島をPRする動画に、歌手で俳優の福山雅治さんが登場。動画内でウニやネコになりきり、「福山雅治ならウニでもカッコいいね」「完全になりきってて笑った」と大きな話題になっています。
福山さんがウニに変身!?
福山さんは、長崎県の「NAGASAKI BLUE ISLANDS PROJECT」というプロジェクトに登場。12月上旬から公開されている「もっと長崎の島々に、なる!」の“五島列島篇”、“対馬篇”、“壱岐篇”という3本の動画に出演し、地元・長崎の魅力をPRしています。
3つの離島で名産品を食べた福山さんは、ウニや対州そば、キビナゴの刺身、長崎かんころ餅などに“変身”。ウニになった福山さんの顔は鮮やかなオレンジ色で、髪の毛はてんこ盛りのウニで再現されています。笑いながらウニになっている福山さんの姿は、シュールそのもの。
また、福山さんは五島ツバキやツシマヤマネコ、若田石硯、五島ばらもん凧などにも“変身”。長崎の名産物に溶け込む福山さんを見た人たちからは、「ウニになった福山さん、コラ画像かと思ったらガチだった」「一瞬怖かったけど、こういう発想は福山さんっぽさある」「ウニ山さんは髪がアフロみたいになってて面白い」「こんなおもしろいPRほかにある!?」「福山雅治は長崎の誇りです」といった声が上がっていました。
“フク”くんが毒づく山口県のPR動画
つい最近では、鈴木福くんが山口県下関市のPR動画「【ふくの本場下関】ふくふくぱくぱく」に出演して話題になったばかり。
山口県ではフグのことをフクと呼ぶことが多く、福くんは“フク繋がり”で動画に出演。動画冒頭には、フグの顔が裂けて中から福くんが登場し「フクです」と自己紹介するシーンが。その後の動画では「ふくふくぱくぱく」というポップな曲に乗せて、福くんが“毒づきながら”フクの歴史や美味しさなどを紹介していきます。
インパクト抜群なPR動画は、メディアに多く取り上げられて注目度が急上昇。動画を見た人たちからは、「下関のフグのPR動画、攻めに攻めまくってて最高!」「福くんの歌が頭から離れなくなってしまった。これはクセになる」「こういうノリ嫌いじゃない。私の地元は良い金の使い方してるじゃないか」「インパクト重視だけど、フグの歴史を知ることができた」「福くんの顔がインパクトあり過ぎ。この動画を観ながらフグを安全に食べられることを喜びたい」などの声が。笑える動画な一方で、キチンと勉強になる点も好評のようですね。
「シナモロール」と「サンド」も観光大使に!?
芸能人が地方のPR大使を務めることはよくあること。俳優の要潤さんは、地元香川県の“顔”としてお馴染みです。香川県をPRするキャンペーンで「うどん県」という架空の県が生まれた際、要さんは副知事に就任しました。
昨年7月に「うどん県」プロジェクトの新プロモーション映像発表会に参加した際には、「外国人にうどん店の場所を尋ねられた」というエピソードを披露。要さんは「確実にうどん県の知名度が増したと実感する」と誇らしげにコメントしています。
ほかにも変わったところだと、キャラクターが観光大使を務めることも。サンリオの「シナモロール」は、品川区の「しながわ観光大使」に就任しています。昨年11月に品川区の「ふるさと納税」お礼の品にシナモロールのぬいぐるみが追加されると、申し込みが相次いで話題になりました。
また「ポケモン」の「サンド」と「アローラサンド」は、鳥取県の「とっとりふるさと大使」に就任。スタンプラリーや俳句フォトコンテストが楽しめる「サンドおいでフェス in 鳥取」が開催されるなど、地域の町おこしに一役買って注目を集めています。
様々なアイデアで話題をさらう地方PR。次はどんなアピールが飛び出すのでしょうか。
文/長谷部ひとみ