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日本と世界の地下鉄は一体どこが違うのか!?

ライフスタイル

2018.12.22

日本の大都市における公共交通機関の代表格は地下鉄ですね。同じく海外の大都市においても地下鉄は公共交通機関の要であることは間違いありません。今回はロシアのモスクワを例にあげ、簡単な日本の地下鉄との比較をしたいと思います。一体、どこか同じでどこか違うのでしょうか。

 

最初は緊張するかも? セキュリティーチェック 

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日本の地下鉄とロシアの地下鉄で決定的に異なる点は入口にあるのかもしれません。

ロシアでは地下鉄駅のみならず鉄道駅であってもセキュリティーチェックがあります。入口には空港で見られるような荷物を検査するための機械が設置されています。

鉄道駅では全員がセキュリティーチェックを受けないといけませんが、乗客が多い地下鉄駅ではそうはいきません。そのため、地下鉄駅ではリュックサックやスーツケースを持っている利用客に声がかけられ、荷物検査のコーナーに連れて行かれます。「連れて行かれる」といってもご安心を。検査自体はそれほど厳しいものではなく、問題がなければOK。仮にスタッフに呼び止められても、ビビらなくて大丈夫です。そのためか、モスクワの地下鉄ではあまり多くの荷物を持った乗客は見かけません。

 

超高速なエスカレーターと深いホーム 

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改札機にカードをかざす、もしくはジェトン(コイン)を入れると、その先に現れるのが超高速なエスカレーター。初めての方は少し足がすくむくらいのスピードかもしれません。

エスカレーターの先に見えるのはもちろん地下鉄のホーム。ですが、あまり先を見つめると感覚がおかしくなるのでご注意を。適度に周りを見つつ、プラットホームに着くのを待ちましょう。駅によって異なりますが、ホームから地下鉄の入口までは5分ほどかかります。

 

宮殿のような豪華なホーム

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さて、駅によってはあまりの豪華なプラットホームに驚きを隠せないかもしれません。美しいモザイク画、彫刻、ステンドグラスを駆使した美しいプラットホームはさながら美術館のよう。モスクワのみならずロシアにはこのような美しいプラットホームが多いので、いろいろな駅をめぐり歩くのも楽しいかもしれません。

そもそも、モスクワの地下鉄が開業したのはソ連時代のこと。ソ連が存在した時代はアメリカ都のイデオロギー合戦が行われていた時代でした。地下鉄は社会主義のショーウインドーとして機能したわけです。そのため、モザイク画をよく見ると、ソ連の創始者であるレーニンが見られるはず。プラットホームにある作品の数々を見ると、まるで社会主義世界に迷い込んだような感覚になるかもしれません。

ところで、プラットホーム鑑賞中はスリにご注意を。お財布はチェーンを付けて、カバンやズボンに取り付けるといいですよ。

 

日本の地下鉄よりも走行音は大きい

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いよいよ列車に乗ります。モスクワの地下を走る車両も新型が増えていますが、まだまだ旧型車両も頑張っています。旧型車両は下から「グァーン」というものすごく大きな音を出します。あまりにも音が大きいので、隣の人との会話は大声で話さないと通じないレベル。そのためか、モスクワの地下鉄の車内ではあまり話し声は聞こえません。

「それでは車内放送も聞こえないのでは…」と思うかもしれませんが、心配はいりません。旧型車であってもモニターが設置されているため、安心して地下鉄に乗車できます。

ちなみに、ロシアに限らず旧ソ連諸国、中東欧諸国を走る旧型の地下鉄車両も同じような音を出します。なぜなら、社会主義体制に属していた国はほとんど同じ型の車両を共有しているからです。機会があればロシアと中東欧諸国の地下鉄を比較してみましょう。

 

ロシアの地下鉄に乗る際はセキュリティーを万全に 


はっきり言って、モスクワに限らずロシアの地下鉄は日本の地下鉄と比べると治安は悪いです。また、ラッシュ時は日本の地下鉄よりも混雑します。そのため、スリには十分にご注意ください。先ほども書いたとおり、財布にはチェーンを付けるのがコツ。間違っても後ろポケットには入れないようにしてください。

また、リュックサックにも注意が必要です。車内やエスカレーターなどで、後ろからリュックサックを切り裂き、中身を盗む事案が発生しているようです。リュックサックは必ず前がけにするか手で持つことが大切。実際に地下鉄に乗車するロシア人もカバンは前がけにしていました。

これらの注意を守れば、犯罪に巻き込まれる心配はないと思います。モスクワやサンクトペテルブルクを訪れた際は地下鉄をうまく乗りこなして、ロシア観光を楽しんでください。

 

文・撮影/新田浩之

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